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「脳が破壊される」って本当!? 睡眠不足がもたらす体への悪影響とは…

2017/02/21 UPDATE
 
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画像元:lifehacker.jp

 
日本人は働きすぎるって耳にしませんか?

欧米人はバカンスの時間を取り、

優雅に過ごしている印象があります。

そんなこといっても働かないと

生きていけない・・・。

そう言って残業を続け睡眠時間を削る。

みなさまは平均何時間の

睡眠時間を取れていますか?

以前、書いた記事では、

アメリカの研究で7~8時間が

理想と書いていました。
(※もちろん個人差はあります。)

それでは「睡眠不足」が体にもたらす

悪影響にはどんなものがあるのでしょう。

面白い記事があったので紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

趣味に没頭して睡眠時間を削ったり、

テスト勉強に向けて徹夜をする。

一度は経験した事があるのではないでしょうか?

寝ていられないほど

何かに熱中しているというのは、

なんだかカッコ良いイメージも

あるかもしれません。

しかしながら、

やはり睡眠不足には

様々な健康上の危険が潜んでいます。

今回、いくつかの研究結果をもとに、

改めて身体に与える悪影響を考えてみました。
 
 
■徹夜は脳を“破壊”する!?


ノルウェーの研究者が1日徹夜をすると

脳にどのような変化があるかを研究しました。

21名の健康な男性を対象に、

24時間起きている時の脳活動をMRIで計測。

その結果、24時間起きていると、

脳の大脳白質と呼ばれる

白い部分が縮小している事が

有意に認められました。

この白質には様々な神経繊維が集積していて、

情報を伝えるのに重要な役割を果たしています。

よって、この部分が縮小すると、

判断能力や記憶力などに

影響を与えてしまうと言われています。

今のところ、

この大脳白質の縮小は短期間だけで、

徹夜した後に数日間充分な睡眠を取れば

回復するとされています。

しかし、このノルウェーの研究者は、

連続した徹夜や慢性的な睡眠不足は、

脳機能を低下される事は充分にあると

警告しています。

このような研究は他にもあり、

ネズミを使った研究では、

3日間の睡眠時間を5時間に制限したところ、

脳の青斑核と呼ばれる部分が

25%減少したと発表されています。
 
 
■脳卒中や糖尿病にも関連している?


また、睡眠不足や不規則な睡眠時間は、

脳機能の低下だけではなく脳卒中や糖尿病、

そして早期に亡くなる確率もあげてしまう

と報告している研究もあります。

American Academy of Sleep Medicine

という組織では、

睡眠不足によって免疫力低下が起こりやすくなり、

その結果病気にかかりやすくなると

忠告していますし、別の研究でも

その結果を裏付けるように、

睡眠を制限した対象者は

白血球の数が急上昇した、

という結果が出ています。

また『SLEEP』という専門誌で

2012年に発表された論文では、

睡眠時間が4~5時間の人たちは

睡眠時間が6~8時間の人たちに比べて

4~5%脳卒中になる確率が高かった、

と報告しています。

このメカニズムは

まだ解明されていないようですが、

睡眠不足が脳卒中の発症率を

あげるのは確かなようです。
 
 
■睡眠不足はやっぱりダメだった


睡眠不足は脳をはじめとする私たちの身体に

影響を与えてしまう事は間違いなさそうです。

現在、世界的にみても

日本人は慢性的な睡眠不足に

陥っている人が多い状況です。

日々の生活の中で充分に睡眠を取れないのは、

様々な健康上の危険があるという事を

改めて理解する事が大事だと考えます。
 
 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

24時間の中で寝ている時間の

割合ってかなり高いですよね。

頑張らなければいけない時間や、

久々の人に会って楽しい時間のときなどに

睡眠時間を削ってまで!と考えがちですが

健康な体あっての人生。

脳が破壊されていると思うと

ちゃんと睡眠をとらねばと思えますね。

考えさせられる記事でした。



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