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【感動実話】「小さなママ」~君は最高のママだったよ~

2017/02/21 UPDATE
 
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「まぁ、行くよ!」
 
 
娘だった。
 
息子も笑顔で娘の手をとり、
 
二人は楽しそうに走っていった。
 
一瞬、私は訳が分からずに呆然としていた。
 
隣に座っていた母がこう言った。
 
あなたがこの間、九州へ行っていた時に、
 
正樹はいつものように泣いて、
 
お姉ちゃんを困らせていたのね。
 
そうしたら、お姉ちゃんは正樹に、
 
 
「ママはもういなくなっちゃったけど、
お姉ちゃんがいるでしょ?」
 
「本当はパパだってとってもさみしいの、」
 
「だけどパパは泣いたりしないでしょ?」
 
「それはね、パパが男の子だからなんだよ。
まぁも男の子だよね。」
 
「だから、だいじょうぶだよね?」
 
「お姉ちゃんが、パパとまぁのママになるから。」
 
そう言っていたのよ。
 
何ということだ。
 
娘が私の代わりにこの家を守ろうとしている。
 
場所もわきまえず、
 
流れてくる涙を止めることが出来なかった。
 
10年たった今、無性にあの頃のことを思い出し、
 
また涙が出てくる。
 
来年から上京する娘、
 
おとうさんは君に何かしてあげられたかい?
 
君に今、どうしても伝えたいことがある。
 
支えてくれてありがとう。
 
君は最高のママだったよ。
 
私にとっても、正樹にとっても。
 
ありがとう。

  
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  
 
8歳の娘が、おとうさんと息子二人を支える。

奥さんの血がそうさせたのでしょうか。

いつか本当のママになって

幸せは家庭を築いてほしいですね。

あなたはどう感じましたか?

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