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「右足が戻ってくると言われても困る」パラリンピック男子走り高跳び鈴木選手の想いとは・・・

2017/02/21 UPDATE
 
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右足が戻ってくると言われても断る


一昨年、鈴木選手は搬送された病院の看護師だった方と結婚しました。
息子は8カ月。

競技ができるのはあと数年ですから、スポーツで輝いている姿を見てもらいたい。

失ったものは足だけ。

それよりも、得たものがたくさんある。

明るさだったり、前向きに進む姿勢だったり、人への感謝であったり。

もし、「右足が戻ってくる」と言われても、ぼくは「要らない」と断れる。

足がない自分が自分。2メートルも跳んだし、スポーツで注目されるようになった。

血は通っていないけど、義足が自分の足という思いはある。

すべてを受け入れたということでしょうか。

ぼくが一番輝ける場所はスポーツ。

夢をかなえるには、持っているだけではダメ。

それに向かって、長く(努力を)続けることこそが大切。

信じていることを、1人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

出典元:sankei.co.jp


ここまでの過程には、私たちの想像以上に辛いことや大変なことがあったかもしれません。

しかし、それでもスポーツを諦めず前に進み続けてきた鈴木選手。

その精神はとても誇り高いものです。

5度目のパラリンピック。悲願のメダルなるか?


これまで出場した4大会すべて入賞を果たしながらも、残念ながらメダルは逃してきた鈴木選手。

年齢を重ねながらもジャンプの精度を高め、メダルを視野に目指しています。

それでは鈴木選手の動画をご覧ください。

出典元:PARA☆DO!


鈴木選手が出場する「男子走り高跳び T44」は9月13日午前6時36分頃に決勝がNHKで放送されます。

鈴木選手の勇姿に大注目です!!!

【鈴木徹プロフィール】

すずき・とおる 昭和55年、山梨市生まれ。身長178センチ、体重63キロ。駿台甲府高から筑波大に進学したが、事故で1年間休学。16年卒業。12年のシドニー、16年のアテネ両パラリンピックで6位入賞。18年10月、ジャパンパラリンピックで世界3人目の2メートルジャンパーになる。全国各地の小中学校などで講演活動も行っている。



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