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『約束していたお子様ランチ』~ディズニーランドのレストランの対応に感動~

2017/06/24 UPDATE
 
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夫婦:実は、子供がいたのですが、1歳のお誕生日を迎える前に、病気で亡くなったんです。

生前、子供の病気が治って元気になったら、いつか、3人でディズニーランドに行って、お子様ランチを食べようね・・・

と約束していたんです。

なのに、結局、その約束を果たすことができなかったんです。

今日は、子供の一周忌なのですが、子供の供養のためにその約束を果たそうと思ってディズニーランドに来たんです。


キャスト:かしこまりました。

お子様ランチ、お2つですね。

それでは恐れ入りますが、お席を移動していただけますか?


キャストは2人に向かって頭を下げると、2人掛けのカップル席からファミリー席に移動してもらいました。

そして、キャストは2人の間に、子供用のイスを準備すると、

お子様はどうぞこちらに

と、まるでそこに子供がいるかのように導きました。

しばらくすると、お子様ランチを3つ持ってきて、子供用のイスの前に、3つ目のお子様ランチを置いて言いました。

キャスト:こちらは、ディズニーランドからのサービスです。

ご家族でごゆっくりお楽しみください。


2人はとても感激しました。

そして後日、ディズニーランドに手紙が届きました。

【手紙の内容】

お子様ランチを食べながら、涙が止まりませんでした。

私たちは、まるで娘が生きているかのように家族の団らんを味わいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ディズニーランドのすごいと思うところは

『お子様ランチは9歳まで』というルールがあっても

『本当にそれがお客様のためだったら、そのルールを曲げても良い』

という更に次元の高いルールがあるというところです。

マニュアル、ルールは大事です。

しかし、それを超えた、人間としてどう行動すべきか。

そこに感動が生まれリピーターが増えるのでしょう。




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