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仕事で毎日遅く帰ってくるオレに、5歳の娘から言われたこと…

2017/02/21 UPDATE
 
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今日も仕事で疲れきって
遅くなって家に帰ってきた。

すると、私の5歳になる娘が
ドアのところで待っていたのである。

私は驚いて言った。

「まだ起きていたのか。
 もう遅いから早く寝なさい。」

すると娘は

「パパ。寝る前に聞きたいこと
 があるんだけど。
 パパは1時間に
 いくらお金をかせぐの?」

私はイライラして言った。

「お前には関係ないことだ。
 なんだって
 そんなこと聞くんだ?」

娘は嘆願した。

「どうしても知りたいだけなの。
 1時間にいくらなの?」

仕方なく私は

「あまり給料は良くないさ…  
 2,000円くらいだな。
 ただし残業代はタダだ。」

娘は言った。

「わぁ。」

「ねえ。パパ。
 私に1,000円貸してくれない?」

疲れていた私は激昂した。

「なんだって!」

「お前が何不自由なく暮らせるために
 オレは働いているんだ。
 それが金が欲しいだなんて。
 だめだ!早く部屋に行って寝なさい!」

娘は、黙って自分の部屋に行った。

しばらくして私は後悔し始めた。

少し厳しく叱りすぎたかもしれない…。

たぶん娘はどうしても
買わなくちゃならないものが
あったのだろう。

それに今まで娘はそんなに
何かをねだるってことはしない方だった…。

私は娘の部屋に行くとそっとドアを開けた。

私は小さな声で

「もう寝ちゃったかい?」

すると娘は

「ううん。パパ!」

少し泣いているようだ。

私は娘に

「今日は長いこと働いていたし
 ちょっとイライラしてたんだ…。
 ほら。お前の1,000円だよ。」

娘はベットから起きあがって顔を輝かせた。

「ありがとう。パパ!」

そして、小さな手を枕の下に入れると
数枚の硬貨を取り出した。

私はちょっとびっくりして言った。

「おいおい。
 もういくらか持ってるじゃないか。」

娘は答えた。

「だって足りなかったんだもん。
 でももう足りたよ。」

そして1,000円札と硬貨を私に差しのべて

「パパ!私2,000円持ってるの。
 これでパパの1時間を買えるよね?」
 
 
私はその場で娘を抱きしめた。

 
出典元:癒し・笑い・感激をあなたに!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パパのことが心の底から
大好きなんだろうなぁ^^

どんなに仕事で疲れてきても
娘のやさしさや笑顔、存在が
パパの元気の源となるんでしょうね。

この話が少しでも
あなたの役に立てれば幸いです。




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