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「夕飯何食べたい?」という厄介な質問に、夫と妻の視点からベストの返答を考えてみる。

2018/03/28 UPDATE
 
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「夕飯何食べたい?」

「夕飯何食べたい?」

この質問は、やっかいです。

いつも気を遣って返答したつもりでも
この質問の後は、気まずい雰囲気になる…。

あなたも経験あるのではないでしょうか。

それでは「夕飯何食べたい?」の
ベストな返答はなんでしょう!?

まずは、夫と妻の視点から考えてみましょう。

夫の視点

妻の「夕食、何食べたい?」という
質問ほど理不尽なものはない。

妻に楽してもらおうと、

「なんでもいいよ、冷蔵庫にあるもので。」

と答えると、「何その言い草。」
と不快になる。

大好物の「カキフライ」と答えると、
「は?面倒くさい。」と却下する。

無難そうな「肉じゃが」と答えると、

「いつもそれね。ワンパターン。」

と馬鹿にする。

どうすればいいんだ。

挙句の果てに、家に帰って食卓を
見たら、皿の上にあるのは
ハンバーグだった。

「あそこのスーパーでひき肉が特売になっていたから、ハンバーグにしちゃった!」

ああ、いいだろう、美味しいよ、
ハンバーグ。

でも、ならば、「夕食何食べたい?」
なんて聞かないでほしい!!

新婚の頃は「何食べたい?」
と聞かれるのが嬉しかった。

失敗することもあったけれど、
俺を喜ばせようと必死に料理をしている
妻の姿を想像すると、味なんて関係なかった。

いつからだろうか。
「夕食何食べたい?」と聞かれて
答えたものが、食卓に出なくなったのは。

いつの間にか、
「夕食何食べたい?」という質問が、
俺が食べたいものを作ろうという思い
から、違うものに変わってしまったようだ。

妻の視点

うちの夫は、家のことにも
私のことにも全く興味がない。

「夕食、何食べたい?」と聞いたら、

「なんでもいいよ、冷蔵庫にあるもので。」

と返ってきた。

冷蔵庫の中が空っぽだから聞いてるのに。

私が不機嫌になったのが分かったのか
慌てて「カキフライ」なんて言ってきた。

この夏に牡蠣なんて住宅街のスーパー
に売ってるわけないじゃない。

そうしたら「肉じゃが」だって。

ほとんど毎日一緒に夕飯食べてるのに
、私が糖質制限しているのに
気づいてないなんて、最悪。

何も分かってないんだから。

新婚の頃は、「夕食何食べたい?」と
聞いたら、「何にしようか」と言ってくれてた。

スーパーのチラシを見ながら、
一緒にメニューを考えるのが楽しかったなあ。

いつからだったかな。

「なんでもいい」という返事が
返ってくるようになったのは。

いつの間にか、家で食べる夕飯を
楽しみにしてくれなくなったみたい。

第三者の視点

これは、問題の本質を見誤っていること
により発生しているすれ違いです。

夫も妻も、意識した方がいいのは、
「考える家事」と「行動する家事」の
2種類の家事があるということです。
 
例えば、洗濯の場合

「考える家事」
・家族のスケジュールを見て、洗濯する優先順位を考える
・週間天気予報と自分のスケジュールを考え、どのタイミングで何回洗濯をするかを決める
・洗剤があと何回で無くなるか見極めて、スーパーの特売日と照らし合わせ、いつ購入するか決める

「行動する家事」
・洗濯機を回す
・干す
・取り入れる
・畳む

通常、家事として目に映るのは
「行動する家事」です。

でも、「考える家事」をしないと、
行動には移せません。

手を動かせば進んでいく
「行動する家事」とは違い、
「考える家事」には予測や判断という
要素が入ってきます。

重要度が高く、脳に負担がかかるのは
「考える家事」の方です。

ところが、自分から積極的に家事を
しない人には、それがわかりません。

「行動する家事」だけを見て、
「お前はたいしたことしていない」と言います。

自分が手伝うときも「行動する家事」
部分だけをやって、「してやったぞ」
と大きい顔をします。

この認識の相違がストレスを生みます。
「夕飯何食べたい?」も同じことです。

残念ながら妻の「夕飯何食べたい?」
は夫の好みを聞いているのではありません。

料理に関しての「考える家事」の部分
を手伝って欲しいという意味です。
 
 
では、料理における「考える家事」とは何でしょう。




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