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知っておきたい、知らなきゃならない『君が代』の本当の意味!!!

2017/05/11 UPDATE
 
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日本の国歌『君が代』

『君が代』の文字としての初出は、平安時代初期の延喜5年(905年)。

この年に編纂された「古今和歌集」の巻7に、「賀歌」の代表作として納められています。

千年以上も前から多くの人々に愛されてきた歴史のある歌なのです。

世の中には国歌のときに、席を立たない、歌わない、間違った解釈で誤解している人が多くいるようですが、本当の意味を理解すればその様な態度は取らないはずです。

日本人として我が国家の本当の意味を理解しない訳にはいきません。

この動画を観て本当の意味、またこの歌の素晴らしさを感じてください。

「きみ」=完璧に成長した男女が

「代」=時代を越えて

「千代に八千代に」=永遠に千年も万年も、生まれ変わってもなお、

「さざれ石の巌となりて」=結束し協力しあい、団結して

「苔のむすまで」=固い絆と信頼で結びついて行こう
お祝いの歌の代表作として紹介されたのが、「君が代」です。「君」は君主をあらわすという人がいますが、それは間違いです。漢字の「君」は、「口」ヘンと「尹(イン)」を組み合わせた文字ですが、「尹(イン)は、「手」に「|」(つえ)を持っている姿です。これは「聖職者」をあらわします。「口」は、その聖職者が口を開けて、何かを説いている姿です。つまり「君」という字は、会意形成文字で、高貴な人をあらわす文字です。読みは「クン」です。

「君主(クンシュ)」となると「高貴な人=君(きみ)の主人」なので、それだけ偉い人です。つまり「君」という字は、高貴な人であり、だからこそ、源氏物語は朝顔の君や、藤袴の君など、美しい女性たちに「君」の尊称をつけています。「君」が天皇をあらわすというのなら、源氏物語の女性たちは全員、天皇ということになってしまう。実は、古代日本語で「き」は男性、「み」は女性をあらわす言葉なのです。
日本神話に登場する最初の男女神は、イザナ「キ」、イザナ「ミ」であり、「おきな=翁」「おみな=嫗」という言葉もあります。イザナキ、イザナミ以前の神々は性別がなく、日本の神々で最初に性別を持った神として登場するのが、イザナキ、イザナミです。その最初の男女神は、イザナキ、つまり「いざなう男」、イザナミ「いざなう女」として登場します。「いざなう」は、漢字で書けば「誘う(いざなう、さそう)」です。
つまりイザナキ、イザナミの物語は、誘(さそ)いあう男女の物語でもあるわけです。

二人は天つ御柱で出会い、
キ「我、成り成りて、成り余るところあり」
ミ「我、成り成りて、成り足らざるところあり」
と声をかけあい、互いの余っているところと、足りないところを合体させて、子を産みます。

ここで大切なことが、男女が互いに「成り成りて」というところです。「成り」というのは、完全に、完璧に、という意味です。知性も肉体も、まさに完璧に成長し、成熟したのです。ところが、完璧に成長したら、互いに「余っているところ」と「足りないところ」があった。これは矛盾です。

そこで二人は互いの余っているところと、足りないところを合体させて「子」が生まれたのです。「きみ」とは、「完全に完璧に成長した男女の喜びであり、尊敬し敬愛する人の喜びであり、「きみが代」は、その「愛し尊敬する人の時代」という意味となります。その「愛し尊敬する人の代」が、「千代に八千代に」と続くのです。歌はさらに「さざれ石の巌となりて」と続きます。さざれ石は、小さな小石が結束して大きな岩石となっているという点です。ひとつひとつは小さな小石でも、大きな力でみんなで団結したら、それは大きな「巌」となる。つまりさざれ石は、「きみ=男女」の結束、そして生まれて来る子供達や新たに親戚となる者たちなど、そのすべての人々が、大きな力のもとで固く固く団結しあい、協力しあうことの象徴でもあります。そして最後に「君が代」は、「苔のむすまで」と締めています。

苔は、冷えきったり乾燥しているところには生えません。濡れていて、水はけの良いところに生育します。カビとは違うのです。つまり、濡れたものと、固いものがしっかりと結びついたところに苔は生えます。すなわち「苔」は、「きみ=男女」が、互いにしっかりと結びつき、一緒になって汗を流し、涙を流し、互いにしっかりと協力しあい、長い年月をかけて生育する。それは、男女のいつくしみと協力を意味します。

男女の愛、そして繁栄と団結を謳い上げた祝いの歌。

まさに日本人として世界に誇れる国歌だと私は思います。




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