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「菖蒲湯」やりましたか!?意外と知られていないその由来や効能とは!!!

2017/02/21 UPDATE
 
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お風呂の健康効果を高めることを目的とした季節風呂は、毎月楽しむことができます。

1月から12月のテーマを見ていきましょう。
 

1月「松湯」


神霊が下界に降りてくるといわれている松の木。

そのため、松湯には1年の無事を祈る願いが込められています。

効能としては、松に含まれる精油成分によって血行を促進。

神経痛やリウマチ、肩こりや腰痛の緩和が期待できます。

松湯のつくり方
1. 松の葉の樹脂をぬるま湯で洗い落とし、水から15~20分煮出す。
2. 布で濾した煮汁を浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
2月「大根湯」


1年でもっとも寒さが厳しい2月は「大根湯」で乗り切りましょう。

干した大根の葉には温泉と同じ成分が含まれていることをご存知ですか?

塩化物や硫化イオンなどの無機成分が豊富に含まれ、肌のタンパク質と結合して保温効果を高める働きがあるといわれています。

大根湯のつくり方
1. 切り落とした大根の葉を風通しの良いところで2~10日、陰干しをする。
2. しっかり乾燥したら細かく刻んでお茶パックに入れ、水から10~20分煮出す。
3. 煮汁をそのまま浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
3月「蓬湯」


季節の変わり目は自律神経が乱れがち。

体調不良や肌トラブルが起こりやすくなります。

3月のお風呂「蓬(よもぎ)湯」のさわやかな香りで心を静めましょう。

万能薬草としても知られる蓬には、血行を促進するほか、保湿や発汗、解熱の効果があるといわれています。

蓬湯のつくり方
1. 蓬は茎先20cmのものを5~6本使用します。細かく刻んで鍋で水から煮出す。
2. 布で濾してから煮汁を浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
4月「桜湯」


桜湯では花びらが散ったあとの樹皮を使用します。

漢方薬にも使用される桜の樹皮(桜皮)には、解毒作用や咳を鎮める効果があるといわれています。

また、樹皮を煮出した煮汁を湯船に入れることで湿疹や打ち身の緩和が期待できます。

桜湯のつくり方
1. 樹皮を刻み、天日干しで乾燥したものを使用。お茶パックに入れて水から煮出す。
2. 煮汁を浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
5月「菖蒲湯」


柚子湯と並んで季節風呂の代名詞といわれる「菖蒲(しょうぶ)湯」。

前ページでも記述しましたが、その歴史は古く、奈良時代から続く季節の行事です。

武家社会に入ると「勝負」にかけて、男児の立身出世への願うとともに、子どもの無病息災への祈りへと変化していったといわれています。

菖蒲湯のつくり方
1. 細かく刻んだ菖蒲の葉をひとつかみ、お茶パックに入れる。
2. 洗面器にお茶パックを入れ、上から熱湯を注いで10分ほど置き精油を抽出。
3. そのまま浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
6月「どくだみ湯」


ジメジメとした梅雨の時季に繁殖するどくだみ。

その独特の香りから敬遠されがちですが、あせもや湿疹に効果がある、日本を代表する薬草のひとつです。

ゲンノショウコ、センブリとともに、日本三大薬草に数えられています。

どくだみ湯のつくり方
1. どくだみを細かく刻んでお茶パックに入れ、浴槽に入れて水から沸かす。
2. 直接お湯を入れる場合は蛇口や湯口付近に置く。
 
 
7月「桃湯」


夏に旬を迎える桃。

その葉には消炎、解熱作用、収れん作用があるといわれています。

虫さされやあせも、湿疹などを緩和する効果も期待できます。

桃湯のつくり方
1. 桃の葉を20枚ほどお茶パックに入れ、水から煮出す。
2. 煮汁を浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
8月「薄荷湯」


盛夏を迎えた8月にぴったりな薄荷(はっか)。

さわやかなメントールは、湯上がりの爽快感を高めてくれます。

血行促進や保湿効果がある薄荷ですが、汗の引きが早いのが特徴。

冷房で冷えた体を、薄荷湯で芯から温めましょう。

薄荷湯のつくり方
1. 薄荷(ミントの葉)を約30gお茶パックに入れる。
2. 洗面器に置き、上からお湯をかけて15分蒸らす。パックごと浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
9月「菊湯」


夏の疲れが出始める初秋は、菊の芳香で心と体をいたわりましょう。

菊の精油成分には、血行促進、保温効果があるとされています。

中国では長寿の花ともいわれており、杯に菊の花びらを浮かべた菊酒で長寿を祈るとのこと。

菊湯のつくり方
1. 菊の花(乾燥)30gをお茶パックに入れる。
2. 洗面器に置き、上からお湯をかけて15分蒸らす。パックごと浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
10月「生姜湯」


そろそろ風邪の流行が気になり始める10月。

体を温める生姜(しょうが)を使ったお風呂で風邪を予防しましょう。

生姜湯のつくり方
1. 生姜をすりおろしてふきんに包み、絞り汁をつくる。
2. 絞り汁を浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 
11月「蜜柑湯」


蜜柑(みかん)の皮にはリモネンと呼ばれる精油成分が含まれています。

さわやかな香りを放つこの成分は、リラックス効果が期待できます。

また、皮には美肌をつくるビタミン、クエン酸も。

乾燥が進む冬のお肌は蜜柑湯でうるおいましょう。

蜜柑湯のつくり方
1. 蜜柑の皮が20個分たまったら、風通しの良いところで2~10日、陰干しをする。
2. 細かく刻んでお茶パックに入れ、そのまま浴槽に入れてよくかき混ぜる。
 
 

12月「柚子湯」


冬至に入ることで1年中風邪を引かないといわれる「柚子湯」は、もっともポピュラーな季節風呂といえます。

冬に旬を迎える柚子に、「冬至」と「湯治」をかけたことで柚子湯となったとか。

蜜柑湯とほぼ同じ効能があります。

柚子湯のつくり方
半分に切った柚子5~6個をそのまま湯船に浮かべます。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入浴剤の進化や、テレビやジャグジー付きなど多様化する自宅のバスルーム。

これらの創意工夫はお風呂文化が根付く日本ならではといえます。

そんな日本のお風呂には、昔から入浴を健康に役立てるさまざまな工夫がされていますね。

また、季節風呂には四季のある日本ならではの願いや思いが込められています。

月ごとに異なるお風呂を楽しみ、心と体を癒してみてはいかがですか?



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