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元暴走族の総長「俳優の宇梶剛士さん」が18歳で「不良少年」を卒業した理由とは…

2017/02/21 UPDATE
 
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18歳の時、暴走族同士の抗争がもとで入った少年院で母親から渡された「チャップリン自伝」。

チャプリンは、幼い頃から貧しい生活を余儀なくされながらも、逆境にめげず修業を重ねた努力の人だった。

不遇な少年時代は自身と重なったが、チャプリンが根気強く努力し続けたのに対し、自身は「社会や大人に背を向けた」点で決定的に違っていた。

自分を恥じ、初めて心から「これじゃいけない。自分は間違っている」と思えた。

鉄格子の中で「俳優になろう」と決意した。

出院後、運命的な出会いの数々が待っていた。

母親の紹介で歌手の錦野旦(あきら)さんと知り合うことができたのだ。

錦野さんに付いてかばん持ちをさせてもらった。

ここでも、過去の自分が顔を出した。しぐさが変わらない。

何か指示されると首を突き出すようにして返事をしてしまう。

「鳥じゃないんだから首であいさつするな。腰からあいさつしろ」。

錦野さんは、訪ねる度に鏡の前でお辞儀の仕方を教えてくれた。

その後、俳優の菅原文太さんの付き人に。

そして、俳優の美輪明宏さんの計らいで、女優の渡辺えりさんの稽古場にも出入りし始めた。

渡辺さんには、斜に構えた姿勢を10年かけて徹底的に正された。

「不良は立つときも座る時も必ず斜め。

心の隙間を見られることを恐れているから、そうやって意気がるんだよ。

それが染みついていたから、えりさんにたたきのめされた。」

渡辺さんが自分の「蜘蛛(くも)の糸」だと思っていたから必死だった。


宇梶さんは、不良だった過去は「思い出したくもない」と苦い顔をするが、背は向けない。

「自分の非や弱さを認めるのはすごく苦しいけど、そうすることで確かな一歩を踏み出せる」

と信じているからだ。

「自分にできることはそんなことだけ」。

そう言って、いたずらっぽい笑みを浮かべた。

--どうしたら弱い自分を受け入れられますか

「周りを否定してばかりいると自分と向き合う時間がなくなって、たった一度の自分の人生を他人のために費やすことになる。

ささやかでも自分にできることを考えて、前進した方がいいと思うな」

 
出典元:産経ニュース

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自分の弱さや、嫌なことと向き合わないから、逃げてばかりになる。

それらと向き合い、そういう自分を認めてはじめて、自分を大切にできるのだと改めて思いました。



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