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ある日起きると夫の姿が消えており、一通の手紙が。その内容に感動!

病気の夫から妻への手紙に涙が止まらない…
2018/07/10 UPDATE
 
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ある日起きると夫の姿が消えており、一通の手紙が。その内容に感動!

ある日ベッドで目が覚めたジュリアさん。


いつもは隣にいる夫の姿が見えず、困惑します。


ジュリアナさんの夫は体調があまり良くなく、自宅で数か月に渡る療養していたのです。


夫の姿が見えないことに不安を感じ、立ち上がろうとするとサイドテーブルの上に1通の手紙が置かれていました。


その手紙の封を開けてみると、夫からジュリアナさんへの手紙だったのです。

「愛するジュリアへ、

明日、君の横で起きる男が僕でなくなってしまったときのために、君が寝ている間に手紙を書くことにした。

この2面性がある生活を続けてて、どんどん向こう側にいる時間が長くなっているような気がするんだ。

いつか向こう側にしかいられなくなるかもしれない。

そしてもうこちら側には戻れなくなってしまうかもしれない。

明日、僕が自分の周りで起こっていることが分からなくなってしまったときのために。

明日、君の誠実さや僕のそばにいようとする決意にどれだけ僕が惚れているか、いつも元気づけてくれる君に僕がどれだけ感謝しているかを伝えられなくなってしまったときのために。

明日、君が何をしているか理解できなくなってしまったときのために。

僕がトイレとキッチンの場所を間違えないようにドアにメモをつけてくれていることや、僕が靴下を履かずに靴を履いてしまったときに笑かしてくれること、僕が言われたことをすぐに忘れてしまうのに会話を続けてくれることや、皆に気がつかれないように僕の耳に孫の名前をささやいてくれること、そして時々、怒りが自分の中で押さえきれなくなって癇癪を起こしてしまう僕を優しくなだめてくれること。

その他にも君がしてくれた沢山のことや、君や僕の名前を明日、僕が憶えていなかったときのために。

明日、感謝の言葉が出てこなくなってしまったときのために。

明日、君にこれを伝えられなかったときのために。

ジュリア、君を愛しているよ。永遠に。

T.A.M.R.より。」
出典: matomake.com

ジュリアさんの夫は認知症だったのです。


日々症状が進行していく中で、こんなにも自分を支えてくれるジュリアさんのことすら忘れてしまうかもしれない、という不安から、感謝の気持ちを伝えようと筆を取ったのかもしれません。


どれだけ愛していても、感謝していてもじわじわと忘れて行ってしまうのが認知症です。


それによって愛するジュリアナさんがどれだけ傷つくのかと思うと不安だったでしょうね。


手紙を読んだジュリアさんはしばらく涙が止まらなかったんだそうです。



高齢化社会が進み、認知症患者も増えています。


在宅介護はたとえ家族であっても過酷です。


介護の辛さに耐えられず悲しい事件へと発展してしまったケースも過去にありました。


そんな時代だからこそ、2人の深い愛情と感謝の気持ちを伝えることの大切さは多くの人の心に響くでしょうね!!




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