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【今年のインフルエンザ対策はコレだ!】福岡県の小学校でインフルエンザを激減させた「ある体操」

2017/02/21 UPDATE
 
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今年も猛威を振るうであろうインフルエンザ。

実はインフルエンザの拡大は、小学校から始まると考えられています。

その理由として、小学生は特に罹患率が高く、ウイルスを家庭に持ち帰って、成人や高齢者に感染させてしまうからです。つまり、小学校での流行を防げば、全国的な大流行を防ぐことにもつながります。

そんな中、福岡県でクリニックを開業する医師の今井一彰先生が口のまわりの筋肉を動かす体操で、ある小学校のインフルエンザ罹患率を大幅に下げることに成功しました。

その体操は
「あいうべ体操」



今井先生が定期的に健康指導している福岡県の春日市立須玖小学校で2008年から「あいうべ体操」を試験的に導入したところ、インフルエンザに罹る児童が激減!!!

導入前は40パーセント近かった罹患率が、2012年には7パーセントを下回り、昨年は何と5パーセント以下に。それからは、インフルエンザによる学級閉鎖がほとんどなくなったそうです。

今井先生は次のように述べています。

口呼吸がインフルエンザ感染の最大の元。口呼吸の習慣がつくと、細菌、ウイルス、アレルゲンなどの異物がそのまま取り込まれてしまいます。さらに、そうした異物と一緒に乾いた冷たい空気が直接身体に入り、口腔やのどが乾燥して、免疫力まで落ちます。一方、鼻呼吸なら、フィルターである鼻毛や鼻水などが異物をある程度ブロックし、空気そのものは副鼻腔で温められるため、結果として感染リスクが減ります。

口呼吸を鼻呼吸に変えるためには、あいうべ体操が効果的です。口や舌を支える筋肉の力を回復させることで、鼻呼吸が習慣になり、普段からしっかり口が閉じられていれば、インフルエンザに罹る可能性はおのずと低くなるのです。


また、この「あいうべ体操」は、いびきや喘息にも改善が期待できるそうです。

ぜひ、あなたの周りにもこの「あいうべ体操」を教えてあげてください。



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