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「神様は、それを乗り越えられる人にしか試練を与えない」パラリンピック女子マラソンに挑む視覚障害を持つマラソンランナー。

2017/02/21 UPDATE
 
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リオデジャネイロ・パラリンピックで初めて正式種目に採用される視覚障害者の女子マラソン。

その初代女王を目指す、道下美里さん(39歳)は、30歳を過ぎてからマラソンを始め、自己ベストは2時間59分21秒、世界歴代2位の記録です。

144センチと小柄な体型を生かしたピッチ走法で、日本人らしい粘り強い走りが特徴。

「応援してくれる人達のためにも絶対金メダル!」と語る、笑顔がすてきなマラソンランナーです。

道下さんは、角膜の病気で視力が低下し、中学2年生のとき右目の光を完全に失います。

「それでも左目がある」

短大を卒業し、レストランで働きながら調理師免許を取得。

ところが、25歳で左目にも同じ症状が現れ、視力のほとんどを失ってしまいます。

家に閉じこもり、母親に心ない言葉をぶつけてあたり散らす日々。

「自分は家族や社会のお荷物、生きる意味があるのか・・・」

そんな失意のどん底から道下さんを救ったのが『
言葉
』でした。

あるときは母から、夫から、そして親友や名前も知らない男性から。

背中を押され、生きる力になったと言います。

病院で出会った見知らぬおじさんからは、こんな言葉で励まされました。

「神様は、それを乗り越えられる人にしか試練を与えない」


そのおじさん自身も大きな車いすで、元に戻れないような体だったにもかかわらず、運命を受け入れて前進しようとする言葉でした。

「おじさんも乗り越えられる。選ばれた人なんだ」と語ったそうです。

そして、道下さんにとっては大きい言葉がお母さんから発されます。

道下さんの心に残る、お母さんの言葉。それは・・・
 



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