上岡:テレビはあかんね
鶴瓶:ぜんぜんダメですわ、テレビいうのは
上岡:こんなにテレビのレベルが低いとは(中略)今度の報道見ていて、まったくダメ。もうテレビ局には芸能レポーターしかいてないね
鶴瓶:ほんまそうですよ
上岡:ワイドショーしかよう作らんね
上岡:ヘリコプターで火災現場の上空を旋回しながら、『まるで死者を弔う送り火のようです!』言うてね。
その日は風向きがどうで、どこが燃えていて、これから先どのへんに燃え移る可能性があるから、どのへんの人は早く避難したほうがいいのか、まったく言わない!
何のためのテレビか
上岡:取材陣のヘリコプターが被災地の上を飛び回るでしょ?
あの爆音のために、生き埋めになっている人たちに外からどんなに声をかけても、その人たちの声は爆音のために聞こえない。
鶴瓶:息子さんがそうおっしゃっていたんでしょ?(上岡の息子は被災地でボランティア活動をしていた)
上岡:だからね、あれは報道陣が何百人殺してますよ、ヘリコプターで。…
その爆音のために、『誰かいますかー!』『声出してくださーい!』言うても、下で何日もこうなって(生き埋めになって)いたら声も出せん。
その弱い声を聞き取って、いたら『よし、助けよう!』と行動している人をヘリコプターがなんぼ飛び回って邪魔しているか。
そういうことに気がつかんのでしょうね、神経として。
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