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「妖怪ウォッチ」はなぜ根強く人気を継続できるのか!? その秘密はある二つの融合にあった。

2017/02/21 UPDATE
 
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出典元:matome.naver.jp



昨年のクリスマス商戦の中でも

根強い人気を継続していたのが

「妖怪ウォッチ」。

まだまだこの人気は続きそうだ。

類似するものも多い中、

なぜ人気が衰えないのか。

それにはある二つの融合が

カギとなっているようだ。
 
その秘密をCNNが解説している。 
 
 
 
【CNN原文】 
 
奇妙でかわいいキャラクターを集める

ニンテンドー3DS用ゲームソフト

「妖怪ウォッチ」は一見すると、

同じく任天堂の携帯ゲーム機で人気を博した

「ポケットモンスター」とよく似ている。

しかし、日本文化との深いつながりが、

妖怪ウォッチに独特な味わいを与えている。

ゲームの仕掛けはシンプルだ。

開発元であるレベルファイブの

社長兼最高経営責任者(CEO)である

日野晃博氏は 
 
「現代の子どもたちの

 日々の生活の中で起こる奇妙で

 説明が付かない事柄を全て

 目に見えない『妖怪』と

 呼ばれる存在によって

 引き起こされているものとして

 笑い飛ばす」と説明する。

プレーヤーは架空の町で特別な時計を使い、

周囲にいる妖怪を探したり、

集めたりするほか、

闘いの場面では妖怪の能力を操りもする。

ポケットモンスターに出てくる

ピカチュウなどと違って、

妖怪は長い間、

日本の民間伝承の一部だった。

日本の妖怪についての著書がある

マット・アルト氏は、

妖怪は古い時代に人々が理解出来ないことを

説明するために使われてきたと説明する。

「山の中でこだまが聞こえると、

 今なら音響のせいだと分かっているが、

 昔は、犬のような姿の『やまびこ』という

 妖怪によって引き起こされる

 と考えられていた」

出典元:wikipedia



妖怪ウォッチのゲームは2013年に

発売され、翌年、その人気に火が付いた。



出典元:amazon.co.jp


続編や関連グッズが飛ぶように売れた。

日野社長は、ゲームが成功した要因は、

日本の子どもたちとの結びつきにあると

考えている。

妖怪ウォッチがテーマにしているものは、

冒険それ自体というよりは、

日々の生活の描写だという。

子どもたちがゲームの世界を

仰ぎ見るのではなく、そこに共感したことで

ゲームに人気が出たという。

妖怪ウォッチのゲームは米国市場にも

登場したが、日本との

結びつきの強さのせいで、欧米のユーザーに

うまく伝わらないのではないか

との懸念も出そうだ。

しかし、ゲーム情報サイト「Kotaku」で

上級寄稿編集者を務める

ブライアン・アシュクラフト氏は

「子どもたちはどこにいようと、

 おかしくて、怖いものが大好きだ」

として問題ないとの見方を示す。

日野社長も、妖怪ウォッチのキャラクターは

意図的に

非常に日本っぽくしてあると認めるが、

中核部分のコンセプトについては

文化的な境界を越えられるくらい

力強いものだとの見方を示す。

母親が教室に忘れ物を

届けに来て恥ずかしかったり、

本当に必要だというときに

携帯電話の電波が入らなくて

困ったりといった経験をして、

そうしたことを空想上の見えない存在の

せいにできればいいのにと考えるのは、

とても普遍的な考え方ではないかと指摘した。

出典元:cnn.co.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近では、携帯ゲームの

「妖怪ウォッチぷにぷに」の人気が高まり

ニンテンドー3DSなどのソフトから

新たな分野でも販路を広げている。



この継続した人気の要因は、

「日本文化」と「ゲーム」
の融合。

日本人の古来より馴染みのある

「妖怪」をコンセプトにしたこと。

アニメだけでなくいち早く

コインやゲームへの新たな興味を作ったこと。

さて、この人気はいつまで続くのか楽しみだ。




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