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「飼い猫が亡くなりました。彼は幸せだったのでしょうか?」との相談→ベストアンサーに号泣!!

難しい相談ですね。
2019/04/10 UPDATE
 
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ペットを飼っているといつかは別れがきてしまいます。


今回は飼っていたネコちゃんが亡くなってしまい、ネコちゃんは幸せだったかという相談。


この相談に対するベストアンサーが泣けます。

飼い猫が死にました。彼は幸せだったのでしょうか?

先日4年程飼っていた猫が死にました。
彼は幸せだったんでしょうか?
いや、慰めてほしい訳ではなく、客観的にどうだったのかを考察したいです。
ご回答には、「幸/不幸」と「その理由」をご教示いただきたく。

野良猫でした。初めから人に懐いていたので、多分捨て猫か地域猫だったのではと思います。
成猫の状態で保護し、一通りの医療を施しましたが、また放すに放せず、飼うことにしました。
去勢手術をしました。

一人暮らし。2DKのペット可マンションに引っ越して、猫用の部屋を1部屋作りました。6畳です。
基本、そこから他の部屋にいくことはあまりありませんが、キッチンと風呂場へは
自由に行き来できます。
仕事上家を空けることも多く、平日は基本10時~23時は留守。半年に1回くらいで2泊程度の
外泊がありました。他の猫は無く、留守中は1匹です。
夏冬は留守中、エアコン&空気清浄機をONの状態で外出していました。
窓を開けたことはほぼありません。
部屋内にはタワーといくつかのおもちゃ有り(自動で動くねずみみたいなやつ、など)。
ルンバが常に猫部屋にありました。
完全室内飼育。週1回のシャワー(嫌がってましたが)とブラッシング&グルーミングをし、
猫のトイレ掃除は毎日、部屋掃除は4日に1回くらいで夜にやってました。

食事は朝夜2回。毛玉対策用ドライフードと水をメインに、1週間に1回は缶詰(150円程度)をあげました。
量は、常に”少し残す”くらいを目安にあげていました。

寝室は別にあるので、一緒に寝ていません。
私が家にいるときは基本猫部屋で過ごしますが、寝るときと仕事の時は寝室に行くので
別々になります。
寄ってくれば撫でたり遊んだりしましたが、こちらから積極的にスキンシップを求めたりは
しませんでした。彼(猫)もあまり寄ってきたりすることはなく、淡々とした感じでした。

私自身、愛情があったかと自問すると微妙です。
「命に関わった義務感」はありましたが、「猫のための生活」ではありませんでした。

心臓病とのことで、宣告されて1年くらいで死にました。
一応、先生に言われた医療は施しました。

年齢は推定で4歳くらいから飼いはじめ8~9歳で死にました。
拾わない方が良かったのか?
他の猫好きの方に飼っていただくべきだったのか?

もう自分から積極的に飼うことは無いと思いますが、この4年を総括する意味でも
ご意見をいただきたく。

長文乱文にて失礼いたしました。
何卒、よろしくお願いいたします。

補足
ご回答ありがとうございます。全てのご意見に感激しております。

私は彼といれて幸せでした。
例えば、窓の外を染める夕暮れの赤を二人で眺めている時が好きでした。
温かい陽射しにまどろむ彼の姿を見るのが好きでした。
ただ、そこには愛情を表現する行為は何もありませんでした。
彼がそれを求めていたのか。
愛情とは何だったのか。

彼のいない日々に喪失感を覚えます。
私は幸せでした。間違いなく。彼は?

少し考えます。申し訳ない。

ベストアンサーはこちら!

なんと難しい問いをなさっているのでしょう。

あなたの猫が幸せであったかどうか、それを知っているのは亡くなってしまったあなたの猫以外にあり得ません。幸福度は、第三者が客観データだけで算出できる類のものではないですから。

もちろん、あなたはそんなことは分かっていらっしゃるでしょう。
恐らく、彼を保護した4年前からずうっとそれを考えていらっしゃるのでしょうから。
あなたの下で、果たして彼は幸せであるのか、幸せであったのかと。

あなたは彼に家、医療、餌、娯楽を与え、体の清潔を保たせ、危険を避け、あなたができる限りの環境を作り上げました。休日には、平日や夜間に彼が一人になることの埋め合わせをすることもあったかもしれません。
そのままであれば短かったであろう彼の一生をそこまで伸ばしてあげられたのは、あなたの努力があったからです。きっと周囲から彼は、「運の良い猫ちゃんだね」と言われていたことでしょう。
でも、あなたにとって、それは意味のない言葉ですよね?
あなたは彼の「生」をご自分の生と対等の存在として考えていらっしゃったのではないですか?
自分に彼の生を引き受ける資格があるかどうか、常に疑っていらっしゃったのではないですか?

あなたはご自分に愛情があったかどうかは微妙だとおっしゃっています。
愛情があったかどうか、そもそもあなたのイメージする愛情がどんな形をとっているものであるのか、私にはわかりません。けれども、あなたは彼と暮らした4年間を総括なさりたいともおっしゃっています。彼の生に責任を感じ、生を尊んでいたからこそのこの総括だと私には思われますが。

回答者の皆さまは、あなたが懸命に答えを探っていらっしゃることがおわかりになっていらっしゃるから、難しい質問に答えていらっしゃるのでしょう。
でも、申し訳ありません。
私は、あなたに答えを差し上げることができません。それは、もう皆さまが十分になさっています。
あなたの猫について私が言えることは、誠実な飼い主に巡り合い、可能な限りの良い環境を与えられたと言うことだけです。
ただ、もし私に彼とあなたの関係を推測することを許して頂けるのであれば、「彼にとってあなたは素晴らしい同居人であった」とも申し上げると思います。
彼に話ができたのなら、「ま、ヤツが俺を好きかどうか俺には分からないな。俺に奉仕する時間が少ないし、俺を家から出しちゃくれないし。しかし、ヤツが俺様を尊重してることは確かだよ。俺が幸せかどうか、いつも気にしていやがる。人間の分際でおこがましいよな。でも、ヤツはマヌケな人間としちゃ良くやってる方だよ。」と言うかもしれません。
もしそうだったら、それは人間にとって十分すぎる栄誉ではないですか?


補足を受けて:

そうですよね。あなたは幸せだったのですよね。

それを確認できたのでしたら、今度は犬や猫と人間の長い歴史を想像してみませんか?
たくさんいる動物たちに中で、なぜ人間は主に彼らと共に生活してきたのでしょう?人間だけが彼らを選んだのではありません。彼らも人間を選んだのだと思いますよ。今、日常で私たちが触れる犬や猫たちは、人間と長い歴史を共にした彼らの子孫です。ですから、彼らの生活にとって人間との関係は「前提」になっているかもしれませんね。
私にはあなたがあなたの猫の「生」そのものを尊重するが故に、彼を「飼う」ことにとまどったり、恐れたり(命や生活を左右できる人間の傲慢さをでしょうか?)していたように思えました。でも、彼の中にもこうした祖先たちの血が流れています。
飼ってあげてよかったんですよ。

あなたの猫は快適な環境と、彼の命を心から尊重してくれる素晴らしい飼い主を与えられました。人間側から見たら幸せな猫です。
けれども、あなたが本当に求めているのは、彼自身がどうであったか・・・なのだと私は思ったのですけれど・・・これはね、わからないです・・・私だって私の猫たちが幸せだったかどうかわからないです。「私は君たちといることが好きだった、幸せだった。悪いね」・・・それ以上は進めないです。

とても長くなりました。最後に、(詩ですからとっつきにくいかもしれもしれませんが)私の本棚の大切な一冊をお知らせします。T・Sエリオットの「ポッサムおじさんの猫とつき合う法(Old Possum's Book of Practical Cats)」。「キャッツ」の原作になります。

質問した人からのコメント

皆様、ありがとうございました。

結論はまだ考え中ですが、
handy_wm様のご意見を拝読し、
私は、愛情よりも友情を感じていたと思いました。
猫ではありましたが、彼は私の友達でした。
また、そうありたいと。

だから
一言だけ会話が出来るとしたら、
焼酎でも飲みながらこう言います。
「シャワー嫌いって。最低だよ、お前」
「一人もんのお前に言われたくねーよ」
と言い返してくれれば嬉しいです。
彼は下戸だから、烏龍茶でしょうけど。



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