ペットを飼う人が増える中、日本では未だ多くの尊い命が毎日失われています。
殺処分される犬や猫の多くは人間の身勝手な都合や、一度は家族として迎え入れたにもかかわらず、無責任に保健所に持ち込まれたペットたちです。
しかし、そんな殺処分される犬や猫を1匹でも減らそうと一時的に保護し、里親を探す団体も多数活動しています。
そんな中、ある動物愛護団体の理事長が動物を虐待していたことが発覚し書類送検されたことが判明しました。
ペットを飼う人が増える中、日本では未だ多くの尊い命が毎日失われています。
殺処分される犬や猫の多くは人間の身勝手な都合や、一度は家族として迎え入れたにもかかわらず、無責任に保健所に持ち込まれたペットたちです。
しかし、そんな殺処分される犬や猫を1匹でも減らそうと一時的に保護し、里親を探す団体も多数活動しています。
そんな中、ある動物愛護団体の理事長が動物を虐待していたことが発覚し書類送検されたことが判明しました。
8月15日、NPO法人「茨城県水戸市動物愛護」の55歳の理事長が、動物愛護法違反の疑いで書類送検されました。
事の発端は、おととし7月頃に引き取った猫を虐待していた動画がインターネット上で拡散され、その動画を見た長野県の別の動物愛護団体が、理事長を告発したようです。
理事長は、猫の頭に袋をかぶせて棒で叩いたり、床に突き落とすなどし、数日後に猫は死亡したと言います。
こちらがニュースの中で流れた虐待の様子です。
許せないの一言ですよね。
動物愛護団体に保護されている動物の中には怖い思いをしてきた子もいたでしょう。
そのような動物たちを優しく迎え入れるべき動物愛護団体の理事長がこんな非道なことをしていたなんて…
理事長はこの告発について、「虐待していたつもりはないが虐待と言われても仕方ない。」といったことを言っています。
猫を棒で殴ったことについては、猫が凶暴で扱いが分からなかったから、亡くなった猫については病気での死亡、犬の首根っこを掴んで宙づりにするような行為はしつけだと言い訳しているようです。
ネット上からは
・「動物を守る側の愛護団体が、動物いじめて殺してどうすんの」
・「動物愛護団体の理事長が虐待?意味がわからない。保護したい気持ちを持った人が理事長やってるんではないの?」
・「なんなのこれ、なんでこんなことが平気でできるの?」
など怒りの声が相次ぎました。
21日に団体は活動を停止しており、残された動物は県を通して別の団体に引き取られたそうです。
また、この団体のHPを見ると犬や猫の里親探しなど、かなり献身的に活動しているように見えますが、その資金はクラウドファンディングで集めたようです。
今となっては寄付金集めが目的だったのかと思われても仕方ありませんね。
今回の事件で、動物を保護する立場の人間がこのような虐待をしていたことに多くの人が驚いたことでしょう。同じように虐待されている動物がいないことを願うばかりです。
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