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飲酒運転の事故で夫とお腹の赤ちゃんを奪われた母の決意に胸が痛い… 

飲酒運転で夫と息子を亡くした母の心の叫びをお聞きください。
2017/07/22 UPDATE
 
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私はどうして右目を大きく開けているのか不思議に感じました。

そして、なぜ道路の端にいるのかも分かりませんでした。

次に頭から血が流れていることに気付きました。

それでも、自分に何が起こっているのか分かりませんでした。

それから夫のファビアンを見ました。

彼は眠っているように見えました。

体が冷たいのは『エアコンのせいかな』と思っていたんです。

またクリスチャンさんは自身のFacebookで次のように述べています。

これは、ついに息子をこの手に抱くことができた私の写真です。

見てお分かりの通り私は車の追突事故に遭い、その事故で夫と息子を失くしました。

事故から24時間経って、お腹の中で亡くなった息子を誘発分娩し、こうして抱くことができました。
すべては、泥酔した状態で車を運転しても大丈夫だと考えた人のせいです。大丈夫なわけがありません。

大丈夫なのは、酔っぱらったまま運転しようとする友人がいたらそれを諫め、車のキーを奪ってしまうことです。
大丈夫なのは、ちょっと酒を飲んでしまったな・・・そう感じたときに電話を取り出して誰か代わりに運転してくれる人に連絡を取ることです。

それは、決してあなたが弱いということではない。
それは、あなたが自分自身に対して正直であり、酔った状態で車を運転したらどうなるかを十分に理解しているということです。

それは、あなたが成熟したものの考え方ができるということです。
誰も、運転できないほど酔っぱらってしまったことを恥じる必要は決してないのです。

本当に恥じるべきは、自分が他の誰かの命、なによりまだこの世に生まれてすらいない小さな命を永遠に奪ってしまったことです。

死ぬまでずっと後悔し続けることなのだから。
そんなことになってはいけません。絶対に飲酒運転しないでください。

あなたの人生の自由を奪うような真似はやめてください。
あなたの命だけでなく、道にいるすべての人の命が危険にさらされるのです。

8月2日、私も死んでいたかもしれません。
でもまだ私の時ではなかった。だから残された私は、夫と息子のためにも、闘っていかなければならないのです。

私は、死を迎えるその日まで注意喚起を続け、この出来事を語り継いでいこうと思います。
私が毎日抱えている苦しみは、誰も経験するべきものではないからです。

私は、夫と息子の死を決して無駄にするつもりはありません。

事故から奇跡的に助かったクリスチャンさんは、飲酒運転を撲滅するための運動に参加することを決意します。

クリスチャンさんの姓であるゲレロは「戦士」という意味を持っていることから、このように語っています。

「私は戦士になります」

「夫と子どものために、飲酒運転と闘う戦士になるのです」

飲酒運転撲滅運動のポスターにも登場しています。

今後は、学校などで飲酒運転の恐ろしさや残酷さ、被害者の経験などを語る予定だそうです。

一瞬にして人の人生を狂わせてしまう飲酒運転による交通事故。

女子大生がいくら後悔しても、いくら謝罪してもファビアンさんやクリスチャンさんのお腹の赤ちゃんは戻って来ません。

「少しぐらいなら大丈夫だろう」という油断が自分の人生だけでなく、人の人生を狂わせてしまいます。

飲酒運転がこの世界からなくなることを願います。

友達にぜひ広めてください。




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