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”セリーヌ・ディオン”の子どもたちへの「父の死」の伝え方に感動。

2018/02/05 UPDATE
 
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73歳で旅立った夫との間には、15歳のレネ=チャールズと6歳の双子ネルソンとエディが残されました。

ABC Newsに出演したディオンが、まだ幼い双子に父親の死をどのように伝えたのかを語りました。

 
「子供たちに、パパがもういないということを話す前に、人は誰でも病気になるということを話しました。

そして、『カールじいさんの空飛ぶ家』を覚えている?と切り出したんです。

この映画は私たちのお気に入りなの。」
 

2009年公開のディズニー作品『カールじいさんの空飛ぶ家』。

長年連れ添った幼なじみの妻エリーを病気で失った主人公のカールは「いつか2人で行こう」と約束した伝説の滝を目指し、思い出の家に風船をくくりつけて空へと旅立ちます。

 
「うん、知ってる!

エリーはお空へ行ってしまったんだよね。

風船と一緒に。」


そう答えた子供たちに、ディオンは


「そうね……。

パパもね、今日、お空に旅立ってしまったの」


と告げたそうです。

そして、2人を外へと連れ出し


「さあ、パパに愛してるよ、

空の旅を楽しんでね、

って言ってちょうだい。」


と促しました。

そして、3人で「妖精の粉」と呼んでいる粉末を手のひらに載せて息で吹き飛ばし、空へ向かって風船を放したそうです。


「空への旅は楽しいこと。

希望が持てること。

パパはもう苦しまない。

ここにはいないけど、幸せなんだということを伝えたかったの。」


6歳の双子は、こうして父親に別れを告げました。

生前、レネはディオンの腕の中で逝きたいと話していたそうです。

おそらくはレネは、家族に見送られ空の旅を楽しんでいることでしょう。




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