世の中は沢山のいいね!があふれてる。

このままで大丈夫!? このままだと子どもの感情表現が「〇〇い・〇〇い・〇〇い」の3ワードのみに…。

2017/02/21 UPDATE
 
5,929 views



 
その3つの言葉は
「キモい」、「ウザい」、「ヤバい」

 
 
例えば、「キモい」という心情表現は、「煩わしい」「不快」「つらい」「げんなりする」など、

他の言葉でさまざまに言い換えられる。

だがそれをすべて「キモい」で済ませてしまう子が多い。
 

「鬱陶しい」「わずらわしい」「うるさい」「面倒臭い」「気持ち悪い」「邪魔」などはすべて「ウザい」で済ませ、
 

「すごい」「面白い」「すてき」「感動した」は大抵「ヤバい」で片付ける。
 
 
自分の心情を把握するには言葉が必要となる。

心情表現ができなければ、自分の心情を正しく認識できず、他人にも伝えられない。

若い世代の言葉遣いに、大人が眉をひそめるのは今に始まったことではない。

ラインでのやり取りに代表されるように、相手の心に踏み込まず、本音で交わす会話が少ない。

本音を出せる環境の少なさは子供にとっても不幸だ。

しかし、その環境を作ったのは大人である。
 
出典元:sankei.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学習塾でアルバイトをしていたときに感じたことがあります。

それは、作文を書けない子どもが圧倒的に多くなったことです。
 

作文のルールを説明し、いざスタート。

まったく動かなない・・・。
 

自分の状況を主語、述語を使って文章にできない。

このままでは、この「3つの言葉」のような安易に済ませる言葉だけが使われ、

日本語の深みや趣きは過去の産物となりかねないと思います。

グローバルな子どもの育成として、英語や中国語を学ばせることも大事だが、

まずは自国語をしっかり家庭で教育することも大事なのかもしれませんね。



コメント

0
コメントを投稿する

※ URLを入力すると、リンクや画像に自動的に変換されます。
※ 不適切と判断させていただいた投稿は削除させていただきます。

あなたにオススメの記事

よく一緒に見られている関連記事

関連する記事

世の中には、こんなにたくさんの『いいね!』があふれている。

PICKUP

ピックアップ

Ranking

ランキング

人気のキーワード

いま話題のキーワード

おすすめ