【豆をまくようになった諸説】
● 昔から米や豆には、邪気を払う力があると言われています。
豆の持つ邪気払いの力で、鬼を追い払うために、豆をまくようになった。
● 昔、鞍馬山の近くの鬼が村人たちを困らせていました。
その時に鬼を追い払うのに豆を使ったことから、豆をまくようになった。
● 鬼が暴れている時に、神様のお告げで豆を鬼の目に投げたら、鬼を退治する事に成功した。
●【魔(鬼)の目⇒魔目⇒まめ】と、【まめ⇒魔滅⇒魔を滅する】に、通じると考えらるようになった。
【豆まきの正式ルール】
1、豆まき用の福豆を升に入れて、豆まきの直前まで神棚にお供えして、神様の力を宿すようにする。
※神棚がない場合は目線より高いタンスなどの上に、白い紙にのせてお供えをする。
2、節分の日の夕暮れ、つまり日が沈む時間に、窓を開けて、家の奥から外に向かって豆をまいていく。
3、豆をまくのは、家の主人か年男とされている。
4、掛け声は、『鬼は外、福は内』と元気良く。
5、鬼を追い払ったら、すぐに窓を閉める。
6、窓を閉めたら、すぐに自分の数え年の数だけ豆を食べる。
7、豆を食べることで、鬼退治が完了したことになる。
『今日は、家族に悪いことをする鬼がくる日なのだ。
鬼は豆が嫌いだから、豆をまくんだよ。
しかも、この豆は神様の力が入っている豆なので、鬼や家の中の悪い物が嫌がって逃げて行くんだよ。
○○ちゃんのおかげで、家族に悪いことをする鬼が逃げたので、家族に良い事が起きるようになったよ。ありがとう!』
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