小学校に入学するとまず、数の数え方から習い始め、その後足し算や引き算の勉強が始まっていきます。
大人にとっては当たり前の問題一つも、固定概念がなく頭の柔らかい子どもからすると思いもよらない解釈をしていることがあり、驚かされます。
今回ご紹介するのはこちらの問題です。
小学校に入学するとまず、数の数え方から習い始め、その後足し算や引き算の勉強が始まっていきます。
大人にとっては当たり前の問題一つも、固定概念がなく頭の柔らかい子どもからすると思いもよらない解釈をしていることがあり、驚かされます。
今回ご紹介するのはこちらの問題です。
出典: twitter.com
こちらの問題を紹介してくれたのは、Twitterユーザーのゆき乃@yukiNoyさん。
ゆき乃さんがお子さんと一緒に勉強してた際の問題だそうです。
一般的に考えると
桃が5つある状態から、3つ桃を貰ってくるので桃の合計は 5 3=8 の8つですね。
しかしこの文章は別の解釈があるのです。
ももが5こあります。
3こもらうと、ぜんぶでなんこになりますか。
「もともと5こあるももは誰のなの?」っていう息子の疑問。めっちゃわかるよ..。
どこかに桃が5こあってそこから3こもらったと思ったのね。わかる。
【桃はどこに5個あって、誰がどこから3個もらったの?】 https://t.co/t4pB6oHbYc
ゆき乃さんのお子さんは「Aさんは桃を5つもっています。そこから3つ貰っていたらAさんの持っているモモの合計はいくつでしょうか?」という問題に解釈したようです。
確かにそのようにも解釈できますね。
しかし、正解は5+3=8の方だったようです。
このチェックマークはゆき乃さんがお子さんと一緒に考えようということで付けたんだそうです。
ネット上ではこの問題の答えについて様々な意見があがりました。
@yukiNoy 「あなたはももを5個もっています。となりのひとから3個もらったら」とかにしてほしいと思いました。長い文は難しいって理屈なのかもしれないけど、こういう「察しろよ」的な省略よりも論理性の方を大事にしてほしいなこれからは、と。
karamora フォローする 2018-07-29 21:17:28@yukiNoy フォロー外から失礼します。最近の算数の文章問題って、こんなに曖昧なんですか?っていうか、こんなんだったら文章問題にする意味あります?普通の計算問題にしてもいいですよね。
ストーリー性があってこその文章問題だと思います。
@yukiNoy どうとでも読めるダメな問題の典型。
5+3=8も 5-3=2も正解。
こういう出題者に限って、質問するとキレる。(キレられたから、柔らかく質問するようになった。そうやって世の不合理を学ぶ。。。。)
@yukiNoy 明らかな問題作成者のミスだと思います
こーいうの日本語のせいにするおかしー><;
小学生だからこそ、こーいう場合
×でも〇でもなく△にして
出題者側のミスもあることを教えるべき
そーしないとニュースに
興味を持たない子が増えていく
と思いました><;
確かに不親切な問題だという印象を受けます。
誰がという主語をはっきり説明していれば正解できたのに、問題文があいまいすぎます。
しかし、ゆき乃さんの高校生の娘さんにこの問題を見せるとこのように答えたんだそうです。
高校生娘にこの出題をどう思うか尋ねたら「“ぜんぶで”とあるから足し算に決まってる」と即答。ほう。現役にはそのルールはやっぱり通用するものなのか。勉強から長らく離れてる私からするとその「決まってる」は、出題者への忖度なんじゃ?と思わずにいられない。
小1息子も、これに慣れていくのかな。
なるほど、「ぜんぶで」というキーワードから足し算になると分かるようです。
実際に引き算の問題をみてみると…
追いきれないほどのリアクション、引用RTを頂いております。
ちなみに同じドリル内で引き算が正解のバージョンはこちらです。
「のこりは」ですね。
息子の疑問はきちんと認めた上で、学校で学ぶ「さんすう」のルールについて「覚えてしまおう」と教えました。これは一種の処世術のように思いました。 https://t.co/ZTb62k3cBD
「のこりは」となっているようですね。
このキーワードによって足し算、引き算どちらを使うかが分けられているようです。
しかし、かと言ってゆき乃さんの息子さんの答えが間違っているようには思いません。
文章の読解方法もそれに対する計算式も合っていますもんね。
最近の問題にはこのような曖昧な問題が非常に多いんだそうです。
きちんと理解しているにも関わらずあいまいな問題のせいで間違っていると✖をつけられてしまうのはあまりに理不尽な気もします…
皆さんはどう思いましたか??
という、新しい解釈を試みるw
それなら0+3ですね