今回ご紹介するのは、Twitterユーザーでイラストレーターの陸原一樹さん。
ある日お子さんが連れて帰って来たのは、怪我を負ったメジロでした。
今回ご紹介するのは、Twitterユーザーでイラストレーターの陸原一樹さん。
ある日お子さんが連れて帰って来たのは、怪我を負ったメジロでした。
また子供が何か拾って来たと思ったら、怪我したであろう小鳥だった。。メジロちゃん、足が折れてるっぽい。さて、今日は動物病院が生憎休診なんだよなぁ。 http://t.co/6LIzXBzpth
kugawaraka フォローする 2015-01-07 17:57:06
動物病院によると、栄養失調と寒さで落ちてきてしまったようです。
お医者さん「栄養失調・主にビタミン欠乏による足弱・この寒さで落鳥したんでしょう」との事。完全に座り込んでるのを見て、「これは…かなり弱ってますね、うちも専門じゃないので出来る限りにはなりますが」
と、色々教えてくれたことを今、実践中 http://t.co/cV556W4zr1
陸原一樹さんはこのメジロを保護することを決め、野生に変えられるようにとお世話を始めます。
ちなみに、陸原一樹さんがメジロを保護した際、まず県の自然保護課に連絡をしたんだそうです。
その上で指示を頂き、快復するまでの間一時的な世話をしているという状態となっています。
メジロは鳥獣保護法により、飼育は規制、地方によっては全面禁止となっているようで、許可無く捕獲・飼育した場合、罰則(罰金等)の対象となってしまいます。
もし、メジロやその他の野鳥を保護する際には気をつけてくださいね!!
こうしてメジロと陸原一樹さんはの共同生活が始まります。
こちらが食事の様子です。
美味しそうに食べていますね!!
落鳥保護メジロはまだ足が立たないけど、今日も元気にバナナをつついています。小鳥って意外に舌が長くて、チロチロ細長いのを出して舐めながら食べるんですよん。 http://t.co/c0jS8JdsJH
kugawaraka フォローする 2015-01-17 18:26:19怪我をしているのにもかかわらず、かなりやんちゃなメジロのようでこのような出来事も!
保護メジロ、ろくに立てもしないのにいきなり飛び立って、そのまま水槽にダイブ。濡れ鼠ならぬ濡れ目白となり、二回りくらい小さく、黒く見える姿はまるで別人の様相・・・ http://t.co/SRW0uWJqdk
kugawaraka フォローする 2015-01-22 20:02:23まるで別の鳥のようです。
綺麗な色の羽が灰色に…
急いで乾かしてあげると、こんなポーズを!
寒そうに震えるので、ファンヒーターの風が当たり過ぎない離れた位置に置いてやると・・・羽広げて乾かしてるw http://t.co/Zf9y9nuyUK
kugawaraka フォローする 2015-01-22 20:08:59羽を伸ばして乾かしている様子がなんとも可愛らしいですね。
この後ちゃんといつも通りのフワフワになりました♪
陸原一樹さんはこちらのメジロにジローちゃんと名前をつけて大切に育てていきました。
実際はわりとすぐにフカフカになりました~。 http://t.co/djeB1WfrXL
kugawaraka フォローする 2015-01-22 21:17:17ある日、陸原一樹さんが買ってきたのは、こちらのリハビリグッズ!!
ジローちゃんが自然に帰った時に枝にとまれるようにするためのものなんです。
リハビリ用にと、T型ローパーチなるものを買ってきました http://t.co/KOqMfvXNai
kugawaraka フォローする 2015-01-31 13:19:15
さて、ジローちゃん登れるでしょうか…!?
乗った乗ったと喜びもつかの間、すぐにずり落ちてこの有様。 http://t.co/F4cJEyEvUT
kugawaraka フォローする 2015-01-31 13:22:57落ちちゃった…
何とも言えない表情が可愛い!!!
自然に戻るためには、まだまだリハビリが必要のようですね!!
日課のシラミ取りしてたら、温まった手の上で寝始めた。なかなか神経図太くなってきたな。 http://t.co/H8g0qlzSBG
kugawaraka フォローする 2015-02-03 11:43:59掌の上で気持ちよさそうに寝ています。
ジローちゃんは陸原一樹さんにすっかり懐いてしまったようですね。
せめて自然に戻るわずかな間でも…と大切にされ、楽しい生活を送っていたジローちゃん。
しかし、ジローちゃんと陸原一樹さんのお別れは突然やってきました。
気持ち整理が中々出来ず、こちらへのご報告が遅れました。
今朝未明、ジローちゃんは虹の橋を渡りました。
原因は不明で、朝にいつも通りケースのカバーを取ったら
そこには冷たくなったジローちゃんが居ました。 http://t.co/bi29USZuMn
前日も普通に元気なように見えたのでとても信じられず、思わず泣き崩れてしまいました。
前日、すり餌はよく食べていたけれど、ゼリーは減りが少なかった。少し食欲が落ちていたようには思います。
止まり木にとまれるようになったものの、足の力が長続きはしませんでした。
元気になってきていると錯覚していましたが、本当は少しずつ少しずつ弱っていたのかもしれません。小鳥飼育の経験が少ない私には気が付いてやれませんでした。
夜にピヨピヨと呼ぶので、少し湯たんぽと手で温めてケースに戻したあとも暫く独り言の様に小さくさえずっていました。
私にもっと出来る事があったのではないか、こうすれば良かったか、ああすれば良かったか、無理をさせ過ぎたのではないか、負担掛けていたのではないか、対処が間違っていたのではないか・・・
色々思い返しては後悔しています。
昨日まで元気だったのに…
なんで気付いてあげれなかったんだろう…
もっと出来ることがあったのでは…
あまりにあっけない突然のお別れに、自分を責めてしまう陸原一樹さん。
もっと一緒にいたかったでしょうし、自然に元気にかえっていく姿も見たかったでしょう。
動物を飼っていると必ず訪れるお別れではありますが、ジローちゃんとのお別れは、あまりに突然で想像していたのとは違う形でのお別れでした。
陸原一樹の気持ちを思うと涙があふれてきます。
今にも目を開けそうで、本当に眠っているような表情でした。
私が就寝前に確認した時、目を瞑って座っていたジローちゃん。その時と同じ姿勢だったので、苦しむこと無く眠ったまま逝けたのかも・・・そう思える事が救いです。
ジローちゃんは窓辺のバラの下に埋めました。春に梅や桜の花、見せたかった。そんな思いから造花ですが梅と桜の花を数輪一緒に包みました。
たった一ヵ月間の短い間だったけど、あなたをお世話できて幸せでした。私の所に来てくれてありがとう。 http://t.co/2qSviYvFir
お花の下で安らかな眠りについたジローちゃん。
悲しい別れではありましたが、もし子どもたちが見つけてこなければジローちゃんはあのまま亡くなってしまっていたかもしれません。
陸原一樹さんのもとにやってきたことで、温かく幸せな時間を過ごすことが出来たのは間違いありませんし、陸原一樹さんのジローちゃんを大切に思う気持ちはジローちゃんに届いていることでしょう。
ジローちゃんのご冥福を心より祈ります。
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