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EXILEのASUSHIが矯正支援官として少年院で語った熱い想いとは・・・

2017/03/08 UPDATE
 
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そして、質問を受け付けました。
悩みは、さまざまです。
僕はその一つ一つに、できる限り丁寧に応えていきました。
その中で、印象に残ったのは、彼らも助けを求めているということでした。
自分自身をコントロールできないいらだちや、中には、妹がイジメられていて、どうしたらいいかという質問をしてきた少年がいました。
後から聞けば、実は彼自身もイジメに苦しみ、そして犯罪を犯し、少年院にいたようです。
その目は、怒り、孤独、助けを求める、それらの感情が複雑に入り混じっている様な目でした。
今まで生きている間に、あのような目で、自分を見られることがなかったので、一瞬少しだけ動揺しました。
しかし、正直に答えました。
具体的な理由や、状況も分からないので、適当なことは言えないし、具体的なアドバイスができるかは分からないと伝えた上で、まず、プライドを捨てることも、強さであること。
誰かに助けを求めること。
警察、地域の団体…。
そして、環境を変えること。
その全てをまずテーブルに並べ、たくさんの選択肢を並べてみて、ベストな道を見つけ出して欲しい…。
よく、親に言えずに、遺書などを書いて、命を絶ってしまう…。
そのようなニュースなども見たことがあるので、とにかく助けを求めることは、良いことなんだと。
そして彼は、ある程度、納得してくれたという実感は得られました。
そして、彼らのような境遇にあるすべての人たちのために書いた、HIKARIという曲を、一曲だけ披露しました。
きっと伝わった。
今はそう信じています。
そして、最後花道を作って、僕を送り出してくれました。
その時に、最後に言わなければいけない言葉を、伝えました。
"俺は今日、ファンサービスしにきたわけじゃないから。二度と同じ過ちを繰り返さないように、もうこの様な場所には戻ってこないと、約束してください。
そして、悪いことをして、いつもコソコソ生きるような、そんな生き方を選ばずに、ここを出たら堂々と、楽しい人生を歩みながら、いつの日か、堂々と僕のライブに会いにきてください。"
そう伝えました。
そして、全員とハイタッチをしながら、みんな笑顔で見送ってくれました。
これからも、まだまだ悩める若者のため、自分にできることは、一生懸命していきたい。
そして、僕自身もまだまだ未熟であるし、彼らの前に、自信を持って立てる男になりたい。
また、自らの修行の旅に出る…。
EXILE ATSUSHI

今回、この記事で初めて矯正支援官の事を知った方も多いのではないでしょうか。

日本の音楽をリードするEXILEのボーカルであるATSUSHIさんだからこそできることなのかもしれません。

このような影響力のある方の話は少年たちに夢と希望を与えることでしょう。

出典: facebook.com



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