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新幹線で初の火災事故発生!!!事後3時間で運転再開に称賛の嵐!!!

2017/02/21 UPDATE
 
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出典元:webry.info


2015年6月30日11時半頃、新横浜 - 小田原間を走行していた東京発新大阪行き「のぞみ225号」の先頭の1号車で、東京都杉並区西荻北在住の71歳の男が、ガソリンをかぶりライターで火を着け炎上し、火災が発生しました。

列車は、小田原市上町で緊急停車し、火は乗務員(運転士)が車内に備え付けられていた消火器で消し止めました。

男は1号車の客室内最前部辺りで火を着け、同客室の前方の運転室との間のデッキで倒れ死亡。

神奈川県警察による司法解剖の結果、男の死因は焼死と判明しました。

煙は1号車だけでなく隣の2号車にまで充満したため、他の乗客は3号車より後方に避難しましたが、巻き添えとなったとみられる乗客の横浜市青葉区在住の52歳女性が、1号車後方のデッキで倒れ死亡しているのが発見されました。

司法解剖の結果、女性の死因は気道熱傷による窒息死と判明しました。

女性は、伊勢神宮へこれまでの平穏無事のお礼参りに向かっている最中でした。

この他、乗客26名と乗務員2名の計28人が煙を吸うなどして重軽傷を負いました。

車内で救急隊の救命士によるトリアージが行われ、重症の乗客は緊急停止中の地点から車外に降ろされ、救急搬送されました。

火災の発生した列車は現場に停車した状態で神奈川県警による検証が行われていましたが、14時過ぎに小田原駅に移動、15時前に小田原駅に到着し残りの乗客を降ろしました。

のぞみ225号は小田原駅で運転を打ち切り、運転士の資格を持つ車掌によって三島車両所へ回送されました。

一方、当該225Aの運転士は体調不良を訴え救急搬送されました。

火災車両は3日に警察による検証が行われ、1号車の1-3列目付近の座席はシートが焼け落ち骨組みだけになり、樹脂製の窓やカバーが高熱で溶けるなど、激しく燃えており、1号車内の前方半分の座席が燃えて骨組みが露出するなどしていました。

また、火災により発生したすすは後方2号車の1-2列目付近まで到達していました。
 
 
この事故は国土交通省は新幹線初の「列車火災事故」と認定しました。

想定外の事故となりましたが、東海道新幹線はおよそ3時間後に運転を再開。

次の日の7月1日には平常運転に戻りました。

壮絶な事故の中JRの一連の対応に賞賛の声があつまっているので紹介します。
 
















大変ショッキングな事故となってしまいましたが、

大惨事にならずに済んだのは、乗務員たちの適切な対応と、

乗客たちの冷静さによるものに違いありません。

ただ、「英語で事態を説明するアナウンスが一切流れなかった。」という声や、

停電すると換気ができないという点など、完璧を追求するとすれば課題が少し残っているようです。

新幹線初の火災事故で得た教訓は今後の事故防止や事故発生時の対応に必ずや生かされることと思います。




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