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『天国から甲子園のスコア』志半ばで天国に旅たった女子マネのおもいを胸に・・・。

2017/02/21 UPDATE
 
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※写真は谷口くんの提供

今年1月、修学旅行先の東京に、闘病中の舟木さんが家族に付き添われて現れた。

野球部の仲間とスカイツリーに上り、浅草寺で写真を撮った。

はしゃぐ姿に、谷口くんは信じた。

「夏までには治る」。

仲間と買ったお守りを渡した。

しかし、病状は好転しないまま、月日が過ぎた。

5月最後の土曜日、松永武監督が告げた。

「みんなで見舞いに行ってこい」

病室に入るなり深刻さが伝わってきた。

話ができず、視線も合わせられない。

それでも仲間のギャグに手をたたいて応えようとする舟木さんに、1人ずつ励ましの言葉を贈った。


※写真は谷口くんの提供

「甲子園に連れて行くから。一緒に頑張ろう」。

約束する谷口くんにうなずいた。

「夏の大会でスコアを書いてほしい。勝ち進んで時間をつくるから絶対治して」

と頼む緒方くんの手を握りかえした。

そう誓い合ったはずなのに、月曜日の朝、舟木さんは旅立った。

亡くなる直前まで病室でプロ野球中継を見ながらスコアをつけていた。

「甲子園に行ってスコアをつけられなかったら困るでしょ」

と話していたという。

最後まであきらめなかった舟木さんに、甲子園に行くことで恩返しをすることを誓った。

谷口くんは決意を込める。

「どんな苦しい戦いになっても絶対あきらめない。舟木には天国から甲子園のスコアをつけて欲しい」

出典元:asahi.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
舟木さんのことは部員たちの心にずっと残り続けることでしょう。

彼女のおもいは部員たちが大人になり、何かにつまずいたときに強い支えになるかもしれませんね。

舟木さんのご冥福をお祈りするとともに、古賀竟成館野球部のこれからの活躍を願います。



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