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May J.さん「仕分け∞」をきっかけに ”なりふり構わず”から開けた活路

2017/02/21 UPDATE
 
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May.J「どん底だからできたこと・・・」



テレビのカラオケ採点番組への出演オファーを受けたのは、
まさにそんなときでした。

私は二つ返事で、承諾しました。

「プロなのに、カラオケ?」

「しかも素人の方と競うなんて……」

などという迷いは、まったくありませんでした。

目先のプライドにこだわっている場合ではなかったのです。

そのとき考えたのは、

「たとえカラオケでも、心に響く歌を歌おう!」
ということです。

採点も重要ですが、それ以上に、視聴者の心を揺さぶりたい、と思っていました。

結果は、予想以上の大反響。

私の声は多くの方の耳に届き、私のキャリアは、この番組で大きく転換したのです。

あのとき、
私が「どん底」にいたことは、むしろ幸運でした。


打つ手がなくなって途方に暮れていたからこそ、「
どんなチャンスも逃すまい
」と思えたのですから。

そうしてなりふり構わず飛び込んだおかげで、歌手としての幅も広がりました。

R&B歌手として活動してきた私は、初めてJ-POPや歌謡曲を歌い、新たな可能性に気づきました。

自分の好きなR&Bを、自分の言葉で歌うことだけが「表現」ではないと知ったのです。

多くの方が聴きたがるような、よく知られた名曲を歌うこともまた、人の心を動かす素晴らしい表現方法だと思いました。

そんな私にとって、映画「アナと雪の女王」のエンディングで、主題歌「レット・イット・ゴー ~ありのままで~」を歌わせていただいたことは、とても有り難く幸福な経験でした。

とはいえ、あのときは思わぬバッシングも受けました。

ただ戸惑い傷つきました。

それでも、私の歌う「レット・イット・ゴー」を愛してくださる方もいます。

ライブで歌えば、客席の方々が皆笑顔になります。

「そんな皆さんに歌声を届けるのが、私の役目」だと思えば、勇気と元気が湧いてきました。

昔の私ならこうは思えず、バッシングに負けていたかもしれません。

どん底を経験したことは、ここでも役立っているようです。

大好きな仕事でも、辛いことはある。

注目を浴びると、悪く言われることもある。

どんな物事も「良いことばかり」ではないと、自然に受け止められるようになりました。

そして、どん底でチャンスをつかんだ経験から、物事が「悪いことばかり」でもないことを知ったのです。

一喜一憂せず、そのときにできることを一所懸命すれば、きっとどんなことも乗り越えていける。

そう信じて、これからも歌い続けていきたいと思っています。

出典元:PHP特集「いいことも悪いことも受け止める」より


それでは最後にMay.Jさんを一躍有名にした「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go ~ありのままで~」をお聴きください。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うまくいかないときだからこそ貪欲になれた。

諦めることなく嫌な仕事にもチャレンジした。

やはり行動しないと何も変わらない。

気持ちがポジティブになれる記事でした。

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