犬と一緒に暮らしていると、「この子は私の気持ちが分かっているんじゃないか」と思うほど賢く優しい一面もありますよね。
また、彼らは人の行動をとてもよく観察しています。
今回ご紹介するのは、まるで人間のようにクッキーを買いに行く犬です。
コロンビアにあるダイバーシティ・テクニカル・エデュケーション機関には、スタッフ達に育てられたネグロという黒い犬がいました。
ネグロは日頃から、自由に校内を歩き回っており、よく生徒やスタッフたちから購買で勝ったクッキーを貰うなど可愛がられていたそうです。
するとネグロは、ある日「あるもの」を持って購買にやって来たのです。
ネグロが持って来たものとはなんでしょうか…?
よく購買でスタッフや生徒にクッキーを買ってもらっていたネグロ。
ある日、ネグロは「あるもの」をくわえて購買にやって来ました。
ネグロがくわえて来たもの、それはなんと葉っぱでした!
嬉しそうに、しっぽを振り、購買スタッフにそれを出すネグロ。
どうやらお札の代わりに葉っぱを持って来た様子。
スタッフ達はネグロのこの行動にとても驚いたそうです。
アンジェラ・ガルシア・バーナル先生は
「ネグロは自然とそうするようになりました。」
と言います。
誰が教えた訳でもなく、ネグロは人の行動を観察して、自ら葉っぱをくわえて持って来たようです。
いつもクッキーをくれるスタッフや生徒たちが大好きだったネグロはみんなの真似をしたくなってしまったのでしょうか。
賢いのはもちろんですが、葉っぱをお礼にと持ってくる様子はとても可愛いですね。
ネグロが葉っぱを持ってくる様子はたちまち学校中に広まり、特別にネグロに葉っぱでクッキーを買えることとなったようです。
ネグロはそれ以来毎日葉っぱをくわえ、クッキーをおねだりしに来るようになったんだとか…
購買のスタッフもネグロが買いに来てくれることが毎日の楽しみとなっていることでしょう。
今後もネグロがみんなに可愛がってもらえるといいですね。
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