世の中は沢山のいいね!があふれてる。

人懐っこい野良猫が酸をかけられ虐待。それでも愛と信頼を寄せる姿が心を打つ

2017/02/21 UPDATE
 
15,127 views


ある日トミーは何者かによって顔に酸をかけられてしまいました。

酸をかけられたトミーは数日間道ばたで苦しみ、エサを与えてくれていた近所の家にたどり着いて助けを求めました。

家の人々は驚き、何が起こったのか分からぬまま大急ぎでトミーを獣医のもとへ連れて行きました。

画像引用元:lovemeow.com
 

トミーは顔の半分以上に火傷を負い、左目を失ってしまいました。

獣医はトミーに抗生物質を与えるなどの処置をしましたが、検査の結果猫免疫不全ウイルス感染症にかかっていることが判明しました。

獣医は安楽死を提案しましたが、トミーを助けた家族はそれを拒みました。

そして"Milo's SANCTUARY"という身体障害や高齢、末期の病気など特別な事情を持つ猫を救う非営利団体に助けを求めました。

画像引用元:lovemeow.com
 

施設に預けられたトミーは直ちにクリニックに連れて行かれ、そこで1ヶ月以上の間、抗生物質や痛み止めなどの治療を受け、その後、外科医によって皮膚移植を受けました。

画像引用元:lovemeow.com
 

治療や手術の間もトミーは喉を鳴らし、ケアをしてくれる人々に近づいてキスをしていたといいます。

画像引用元:lovemeow.com
 

トミーはとても我慢強く、溢れるほどの愛情を持った猫。

悲劇を経験した後にも関わらず、トミーは人々に愛情を振りまき、順調に回復しています。

画像引用元:lovemeow.com
 


「今、トミーに必要なのは傷を癒し、惜しみない愛情を注いで生涯面倒を見てくれる優しい家族。」

と、スタッフは語ります。

まだ皮膚移植から完全に治癒はしていませんが、トミーは日々元気に回復しています。

施設はトミーの今後の治療の為に募金を募っています。
⇒ Sir Thomas Trueheart

画像引用元:lovemeow.com
 

どんなに世界が残酷であっても、トミーは愛情と信頼を失うことはありません。


こんなに酷い事をされても、なお人間を好きでいてくれたトミー。

いつの日か優しい家族に巡り合い、安住できる日がやってくることを願っています。




コメント

0
コメントを投稿する

※ URLを入力すると、リンクや画像に自動的に変換されます。
※ 不適切と判断させていただいた投稿は削除させていただきます。

あなたにオススメの記事

よく一緒に見られている関連記事

関連する記事

世の中には、こんなにたくさんの『いいね!』があふれている。

PICKUP

ピックアップ

Ranking

ランキング

人気のキーワード

いま話題のキーワード

おすすめ