世の中は沢山のいいね!があふれてる。

イギリスで洋服に「安全ピン」を付けことが話題に!!!その本当の理由とは・・・

2017/02/21 UPDATE
 
16,856 views



全国警察署長委員会の発表によると、国民投票後、イギリス国内で発生した人権差別などが絡むヘイトクライム(憎悪犯罪)件数が、前年同期に比べて約57%激増していることが判明したそうです。

こうした事件はイギリス各地で起きており、なかにはSNSで拡散されるものも。

たとえば「Leave the EU. No more Polish Vermin(EUを離脱しよう。もうポーランドのウジ虫どもはいらない)」などとタイピングされたカードが、住宅の窓ガラスや、車のボンネットに貼られる、といったケースを「Inc.com」が報じています。

こうしたヘイトクライムが、国民投票によって表面化してきた裏には、EU離脱派の争点が経済面の問題から「移民政策」へ焦点を移していったことが、少なからず影響を与えたのではないか、という見方も。

国内に暮らす移民たちが弾圧を受けています。



発起人の女性はこの事実に、今回の安全ピンをつけるアクションがいかに有効的であるかを「CNN」の取材に対し、以下のように答えています。

なお、CNNによれば女性(アリソンさん)はもともとアメリカで暮らし、6年前にイリギスにやってきた移住者だそうです。

「たとえばヒジャブ(ムスリム女性が被る布)をまとった女性がバスに乗車したとします。そのとき胸に安全ピンを付けた人の座席のとなりならば、安心して腰掛けることができる。なぜなら、その人は彼女に危害を加えたり、口論になるようなことはしない。そういうサインを身につけている訳ですから」


隣に座った人、横を歩く人、会話する人、胸元のシンボルが移民たちに大きな安心感を与え、彼らとともに自分たちもあることを示す。

静かな主張だけど受動的であってはならない、とアリソンさんは強調しています。

文字通り、自分が“安全”な存在であることをメッセージングするこのシンボルに、いま多くの人が同調しているのでしょう。

この運動により少しでも多くの方が安心して生活できることを願います。




コメント

0
コメントを投稿する

※ URLを入力すると、リンクや画像に自動的に変換されます。
※ 不適切と判断させていただいた投稿は削除させていただきます。

あなたにオススメの記事

よく一緒に見られている関連記事

関連する記事

世の中には、こんなにたくさんの『いいね!』があふれている。

PICKUP

ピックアップ

Ranking

ランキング

人気のキーワード

いま話題のキーワード

おすすめ