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「お前は俺の舎弟だ。いじめられたらすぐ俺に言え」障害を持った弟の面倒を見てくれた、あのヤンキー君にもう一度会いたい。

2017/06/16 UPDATE
 
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  • 私の弟は28歳で亡くなりました。
     
     
    脳疾患持ちで、合併症により

    15歳まで生きられない

    20歳まで生きられれば幸いと
    医者からは言われていました。
     
     
    よくぞ28歳まで生きたものです。
     
     
    弟が小学5年生のとき

    無理を言って普通学級に

    編入させてもらったときのこと。
     
     
    弟にケイタ君という友だちができました。
     
     
    家庭に事情のあるケイタ君は

    5年生ですでにゲームセンターに入りびたり

    タバコを吸うような早熟な不良でした。
     
     
    そんなケイタ君

    なぜか弟の面倒だけは

    とてもよく見てくれました。
     
     
    子どもは残酷なもの。
     
     
    クラスの中に呼吸器を

    引きずったクラッチ付きの子に

    決して寛容ではありません。
     
     
    弟は男の子からも女の子からも

    陰湿なことをされました。
     
     
    しかし、それはケイタ君が

    そばにいない時だけでした。
      
     
    「ケイタがね、
     
     『いじめられたらすぐに俺に言え

      お前は俺の舎弟だからな』
     
     だって。

     でも舎弟ってなんだろね。

     子分のことかな?」
     
     
    弟はいつも家に帰ると

    母と私にそう言ってました。



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