日本では、毎年多くの犬猫たちが飼い主が見つからず、殺処分となっています。
保健所には約20万頭の犬や猫たちが収容され、そのうちの約17万頭が処分となっている現状です。
そんな現状を知った青森県十和田市の女子高生たち。
この事実を知ってほしい、殺処分をなくしたいという思いから、彼女たちが立ち上げた「いのちの花プロジェクト」をご存知でしょうか。
殺処分という目を背けたくなるような現状から目をそらさず、『命と真正面から向き合いたい』という思いが込められたプロジェクトとはどのようなものなのでしょうか。
青森県動物愛護センターを訪ねた、青森県十和田市の三本木農業高校の女子生徒たちはたくさんの小さな命が安楽死させられる現状に衝撃を受けます。
さらに焼かれた骨は、事業系廃棄物として処分される、つまりゴミとして捨てられることを知り、悲しい思いでいっぱいになった彼女たち。
ゴミとして捨てられるのではなく、せめて土に還してあげたいと思った彼女たちは、骨が肥料となることを知り、遺骨を土に混ぜ花を育てようというプロジェクトを立ち上げます。
しかし、そのプロジェクトには優しい彼女たちだからこそ辛すぎるものでした。
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