出典: i.ytimg.com
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『ブサかわ犬』としておなじみ、青森県・鰺ヶ沢町(あじがさわまち)に住む秋田犬のわさおをご存知の方は多いのではないでしょうか。
わさおは元々捨て犬だったそうで、最初は凶暴で誰も手をつけられなかったそうです。
そんなわさおの飼い主になり、愛情を注いできた菊谷節子さんが、残念な事に昨年末に間質性肺炎のため73歳で亡くなってしまいました。
菊谷さんが大好きだった、わさおは以前菊谷さんが週間ほど入院をした際には、食事を摂ることもできなくなってしまったそう。
その際には菊谷さんは「この犬は1匹にしてしまうと死んでしまう」と話し、わさおに妻を迎えました。
しかし、最愛の菊谷さんを亡くしたわさおのショックは計り知れず、その後しばらくの間、わさおは水を飲めず、食事を摂れず、散歩にも行けず、完全に憔悴しきって元気を失ってしまっている状態でした。
わさおは菊谷さんが亡くなったということが理解できなかったようで、帰ってくるのをずっと待っていたそう・・・心が痛みますね。
菊谷さんにしか心を開いてなかったわさおを心配し、菊谷さんは生前に上記でも紹介した通りお嫁さんのつばきと娘のちょめを迎え入れたり、店のスタッフやボランティアらにわさおの世話を手伝わせ、自分の身に何かあっても、わさおの世話ができるようにしていたといいます。
しかし、やはり一番大好きな菊谷さんを失った悲しみはわさおにとって大き過ぎるものだったようですね。
実は生前、菊谷さんはわさおにこのような遺言を残していたのです。
その内容がこちらです。
読んでいると涙が出てきます。
菊谷さんは最後の最後まで、わさおやご家族のことを思っていらっしゃったのですね。
しかし、菊谷さんの息子さんはわさおの状態を考えると今は見せないほうがいいと判断します。
「このビデオを見せて、わさおがおかしくなったら?」「いまは見せるべきじゃない」「でも、お母さんはわさおに見せたくて撮った」等、家族から様々な意見が出たようですが、結局遺言はわさおには見せていないようです。
「見せた方がいい」「見せない方がいい」と意見が分かれるところではありますが、わさおのことを思って決めたこの判断にも菊谷さんの遺言がしっかりと届いていることを感じますね。
菊谷さんが亡くなった直後はかなり憔悴していたわさおですが、今はどうしているのでしょうか。
菊谷さんが亡くなり、一時期は水も飲めなくなったわさおでしたが、1か月後には元気な姿を見せていたそうです!
わさおの活動を支援する工藤健さんによると、菊谷さんが亡くなった直後は道路を見続けていたが、今ではしなくなったんだそう。
つばきやちょめと元気に散歩に行き、ご飯も食べ、菊谷さんの望んだとおり普段通りの生活を送っています。
菊谷さんの夫は「(菊谷さんが伝えたかったことを)うすうす分かってるんじゃねぇか…分かってると思う。」と語りました。
自分がいなくなった後のわさおを思い、手を尽くしていたことで、わさおは穏やかな暮らしを取り戻すことができたのですね。
わさおが菊谷さんの死を理解できているかはわかりませんが、菊谷さんは今でもわさおの中で生き続けているのだと思います。
その後のわさおの様子ですが、インスタグラムでも元気な姿をたくさん見ることができます!
家族や周りの人たちにたくさん愛されている様子がうかがえますね!
元気そうで本当にほっとしました。
今後も元気にわさおに会いに来てくれる人を笑顔にしてくれることでしょう。
すごくデカいなぁって思いました。
そして何より可愛いかったです。
ウチの嫁さんも娘もテレビ電話で話せたので 良かったです。
今ごろ天国のお母さんと遊んでるんだろうな〜
あ!ココだけの話、わさおのお尻の写メを持ってます✌️