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”セリーヌ・ディオン”の子どもたちへの「父の死」の伝え方に感動。

2018/02/05 UPDATE
 
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長年、がんと闘ってきたセリーヌ・ディオンの夫が74歳になる誕生日の2日前に亡くなりました。

夫”レネ・アンジェリル”は、彼女を発掘した元マネージャーです。

セリーヌとレネの出会いは、セリーヌが12歳だったとき。

当時38歳だったレネはセリーヌの歌声を聴くとすぐに彼女の才能を確信し、それから、二人三脚での音楽活動が始まりました。

レネはセリーヌのデビューアルバムの制作費を捻出するために自宅を抵当にまで出し、すべてをセリーヌの成功にかけたそうです。

そんな2人が恋愛関係に発展したのは、セリーヌが19歳の頃。

26歳差という間柄には疑問の声もあがったそうですが、2人を止められる者は誰もいなかったと、セリーヌ自身が2013年に米Access Hollywoodに語っています。

「17歳から18歳の頃、彼に対する気持ちに変化が起きたの。

彼のことを違った目で見るようになったのよ。

手短に言うと、(自分の母親も)こうなるって分かっていたらしいわ。

(中略)母には選択肢がなかったしね。

私たちの愛が勝ったのよ」
 

そしてセリーヌは、レネのマネージメントに支えられながら、1990年代に大ブレイク。

セリーヌは世界的歌姫になるのですが、それほどの成功を前にしても、二人の絆は変わりませんでした。

2人は1991年、極秘で婚約。

3年後にはカナダで結婚式を挙げ、セリーヌが挙式で身に着けた約5キロものダイアモンドのヘッドピースは、当時大きな話題となりました。

2人は結婚中に双子の男児に恵まれました。

長年の不妊治療の末、2010年に体外受精で双子のネルソン君とエディ君が産まれました。

何が起きても揺るがなかったセリーヌとレネの結婚生活に衝撃が走ったのが、1998年に起きたレネの食道がん宣告でした。

この日から夫妻の長い闘病生活が始まり、セリーヌはたびたびツアーを延期するなどして、献身的にレネを看病しました。

レネは2014年には治療に専念するためにマネージメント業から退き、セリーヌも無期限で活動を休止します。

そんなセリーヌに復帰するよう最も求めたのは、レネ自身だったそうです。

 
「レネはチャンピオンよ。

私は生涯をかけて彼を愛してきたわ。

うぬぼれていると思われたくないんだけど、私は彼の一番好きなシンガーなの。

そして彼は、再びステージの上で歌う私の姿を見たがっているのよ!」
 

そんなレネに押され、セリーヌは2015年3月に仕事復帰。

同時にレネとのある約束について、こう明かしました。

 
「あなたは私の仕事を心配してる。

子供の心配もしてる。

すべてのことを心配しているわね。

もう十分よ。

あなたは私を信じてくれてる?

お願いだから信じて。

子供たちは元気よ。

私も元気。

約束するわ。

みんな大丈夫だって。

安心して眠ってちょうだい。

あなたに心配させたくないの。」
 

そしてレネは2016年1月天国に旅立ちました。

彼女は幼い双子に父親の死を説明することになります。




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