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『信じあうこと』 一人の小学生の作文が過保護すぎる親たちの意識を変えた。

2017/02/21 UPDATE
 
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『信じあうこと』

「私は、家族が大好きです。
家族も、私のことが大好きです。
でも、たまに、とても悲しい気持ちになることがあります。」

「私の家族は、いきすぎだと思うほど、私のことを心配します。
この前、私は◯子ちゃんとケンカをしました。
私は、◯子ちゃんにいやなことをさせられました。
でも、私も○子ちゃんにいやなことをしたと思い、仲直りをしたいと考えていました。」

「その時に、お母さんは私に、あなたはわるくないと言いました。
◯子ちゃんがわるいんだから、あやまらなくていいのよ、と言いました。」

「とてもびっくりしました。
なんで、私もわるいのに、私はあやまらなくていいのかなって、そのときに思いました。」

「お母さんは、もしかしたら、私のことを信じていないのかもしれない、と思いました。
お母さんは、『自分の子供』ということを信じているだけで、『自分の子供だから』という理由だけで、私はわるくないと言っているんじゃないかな、と思いました。」

「そのとき、とても悲しくなりました。
お母さんは、私という人間のことを信じてくれているのかな、と心配になったのです。」

「私はお母さんの子供だけど、私というひとりの人間でもあります。
その私という人間を、ちゃんと見てくれて、知ろうとしてくれて、信じてくれているのかなって、思う時があります。」

「最近、テレビで、モンスターペアレントという、子供のためにいっぱい怒る人が増えているという話をみました。
それを見て、この作文を書こうと思いました。
きっとそういう人が増えているのは、きっと子供自身を信じるんじゃなくて、『自分が育てた子供』という、育てたこと自体を信じているんじゃないかなって、思いました。
似ているようで、すごく違うことの様に感じるのは、私だけではないのではないでしょうか。」

「私は、家族が大好きです。
だからこそ、家族には、もっともっと、私のことを信じてほしいと思います。
信じあうことができたら、きっともっと仲良く、もっと笑顔いっぱいで一緒にいれるんじゃないかなって思います。」

「私も、もっとしっかりして、勉強もたくさんがんばります。
だから、これからも、私のことをたくさん信じてください。
私は、かならず家族みんなの自慢の娘になります。」


発表中、あれだけ無礼な発言をしていた
親達も沈黙し、静まり返る空気。

発表後も、誰も言葉を発する者はいませんでした。

少し間ができてから、大きな拍手をする先生。

そしてようやく親たちも、
つられるように大きな拍手をします。

授業参観後、発表した生徒のお母さんは、
自身の振る舞いに対して謝罪をしに行ったそうです。

明らかに、この生徒の発表が親たちの意識を変えたのです。

この話は、最近教師を退職した方が一番印象に残っている
話として寄稿してくれたものだそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子供って、びっくりする位に親や世間を
よく見ているなぁと思う事が多々あります。

この生徒のように、きちんとした自分の意見を持って
堂々と主張するその姿は大人顔負けですね!

子供だからと舐めてかからずに
私達もぜひ見習うべきだと思います。

出典元:http://cadot.jp



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