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まさか!? ヒッチハイクしてたら車に乗せてくれたのはなんと一国の「○○○」だった!!!

2017/02/21 UPDATE
 
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今回は、ウルグアイで起こった心温まる珍事をご紹介します。

ウルグアイ在住のジェラルド・アコスタさん。

仕事帰りにヒッチハイクをしていたところ、数台の車が通り過ぎた後、1987年製の青いフォルクスワーゲンが停車。

ジェラルドさんが車内を見て、助手席の女性が上院議員のルシア・トポランスキー氏であることに気づきます。

となると、運転手は…

やはり彼女の夫である第40代大統領“ホセ・ムヒカ”氏だった!

ほとんどの車が通り過ぎていく中、なんと一国の大統領夫妻が自分を拾ってくれたことに驚くジェラルドさん。


大統領夫妻は自宅へ戻る途中だったとのことですが、車中では色々と気遣い、声をかけてくれたそうです。

おまけに大統領とルシア夫人の写真まで撮らせてもらったジェラルドさん。

こちらはジェラルドさんが撮影したその時の様子
↓ ↓ ↓

車を降りる時は、ひたすら感謝の言葉を述べたそうです。

『世界一貧しい大統領』と言われるムヒカ大統領。

大統領の給料1万2000ドル(約140万円)の90パーセントをホームレスを救う慈善団体に寄付している為、彼の月収は775ドル(約9万円)ほどにしかならず、これはウルグアイ人の平均収入と変わらない額なのです!

国が用意した豪華な大統領邸の代わりに、水道水も通っていない、小さな農場で婦人と二人暮らし。

そしてそこで大統領の警護に当たるのは、警官二人と3本脚の飼い犬マニュエラのみ。

その生活ぶりを伝えた動画がこちら!

ちなみに、ムヒカ大統領は、大統領専用機(飛行機)を持っていない為、国際会議にはエコノミークラスで行くか、他の大統領に便乗させてもらうことが多いそうです。

画像はメキシコの大統領専用機に便乗させてもらっているムヒカ大統領の姿


1960年代から70年代にかけてゲリラ組織 “ツパマロス” に属していたムヒカ大統領。

6回被弾し14年間投獄された経歴を持ち、その獄中で自分の人生観が形作られたのだそうです。
 
 
「世界一貧しい大統領と呼ばれていますが

 自分のことを貧しいとは思いません。

 貧しい人とは

 豪華な暮らしを保つためだけに働き

 次から次へと物を欲しがる人のことを

 言うのです」
 
 
と語っています。

ライフスタイルもさることながら、ヒッチハイクしている一般人を放っておけない心優しい大統領。

その謙虚すぎる姿には本当に頭が下がります。
 




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