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友人をかばい命を失った18歳の少女。彼女が死ぬまでにやりたかったこととは…

2017/02/21 UPDATE
 
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2015年7月2日、アメリカ・コネチカット州ダンベリーで、高校を卒業したばかりの18歳の少女が不慮の交通事故により命を落としました。彼女の名前はレベッカ・タウンゼンドさん。

レベッカさんは、夏の思い出づくりにと、友人のベンジャミン・アーンさんと花火を見に出かけました。

その帰り道、2人に向かってくる1台の車にレベッカさんは気づきました。レベッカさんはとっさにベンジャミンさんの体を押してその場から遠ざけようとしました。次の瞬間、レベッカさんは車と衝突し、帰らぬ人となりました…

一方のベンジャミンさんは、レベッカさんが庇ってくれたおかげで重症を負いましたが、命だけは助かりました。
 

ベンジャミンさんはもちろん、残された遺族と友人たちは悲しみにくれました。
 

そんな中、レベッカさんのベッドの下から一枚の手紙のようなものが出てきました。そこには、彼女が高校1年生のときに学校の宿題で提出した「死ぬまでにやりたいことリスト」でした。


レベッカさんが死ぬまでにやりとげたかったこと。それは

1. 雨に濡れながらキスをする
2. スペインに行く
3. 誰かの命を助ける


高校在学中、ご両親と一緒にスペイン旅行に行き、雨に濡れながらのキスはボーイフレンドと体験したというレベッカさん。初めの2つはすでに叶っていたようです。



残るは3つ目の「誰かの命を助ける」。まさか自分の命と引き換えになってしまうなんて…思いもよらなかったことでしょう。


しかし、レベッカさんの友人と家族は、「今回の死は、常に自分よりも他人を優先していた彼女の生き方そのものだった」といいます。

そして、レベッカさんのいとこであるレイチェルさんは、大切な家族との別れについてこう語りました。

「今回の出来事を、レベッカを失った悲しいお話として語ることはできる。でも、いつも幸せで活き活きとしていたレベッカなら、むしろこれを愛の物語として話して欲しいと思っているはずだわ。」

だから私はこう言いたいの…レイチェルさんは続けます。

「どうか、大切な人をぎゅっと抱きしめてあげてください。”大好きだよ”って言ってあげてください。1回じゃ足りないかもしれないから、何度でも言ってあげてください。」
 

いつも他人を優先していた彼女の生き様に感動するだけではなく、彼女の生き方から何かを感じ、人生に生かしていきたいものです。

レベッカさんのご冥福をお祈りします。

参照元:BUZZmag



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