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「お盆休み」は何のためにあるの?「お盆休み」の本来の役割とは・・・

2017/08/07 UPDATE
 
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お盆休みが近づいていました。

故郷から遠方に住んでいて、
子どもを連れての里帰りという
人もいいのではないでしょうか?

最近は、仕事を長期で休める
機会も少なく、このチャンスに
海外に旅行に行く人も多いようです。

そもそも、「お盆休み」って
何のためにあるのでしょうか。

お盆休み本来の役割

昔の働き方に「丁稚奉公(でっちぼうこう)」
というのがありました。

年少のうちから商店の下働きとして、
住み込みで働く事です。

丁稚に出す家族は、自分の息子を商家に託します。
商家は、親御さんの子どもを預かり、
商いの事だけでなく、しつけも教えました。

それゆえ、丁稚奉公中は、起きてから寝るまでの
すべてが商家のしきたりに従って生活します。

甘えは許されず、実の親や兄弟に
会いたくても会えませんでした。

ただ、年に二度だけ実家に帰ることが許されました。

それが、盆と正月です。

丁稚にとって帰省する喜びは、
ひとしおだったことでしょう。

変化しつつ本来の役割

今の時代はどうでしょう。

丁稚奉公のような働き方はなくなり、
自宅から通勤していればその必要はなくなります。

一人で生活しているとしても、
スマホの普及で連絡手段は、
帰省しかないという時代ではありません。
毎日でも連絡が取れるようになりました。

むしろ、「お盆休み」には、
久々に地元の友人と会うための、
休暇のキッカケを作りなどに使われているようです。

そして「神仏を敬う」ために休暇を使うことよりも、
家族や仲間と「旅行を楽しむ」ために使う人もいます。

時代に合わせてその役割が変わることは
大切なことでしょう。

しかし、そもそもの役割を理解した上で、
お盆休みには先祖のお墓に手を合わせる。

そういう習慣がなくなるのは、
寂しいことかもしれませんね。

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