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『幸せ』と『不幸』の違いは何なのか!?「幸せな国」と「不幸な国」のお話。

2017/05/06 UPDATE
 
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『幸せ』の反対は『不幸』

この2つの違いはなんなのか、また距離はどれだけ離れているのでしょうか!?

ここで「不幸な国」と「幸せな国」の住人を紹介します。

「不幸な国」の住人

ここに、ひとりの「不幸の国」の住人がいるとします。

彼は、自分が住んでいるところがイヤでイヤで溜まりません。

太陽が昇るとまぶしいし、夜は暗くなって怖いのです。

晴れの日は、暑くて汗をかいて不快だし、雨が降れば降ったで濡れるのがうっとうしく思えます。

夏はうんざりするほど暑いし、冬が来れば寒くてやりきれない。

春と秋の、ちょうどいい気候の頃なんてすぐに過ぎていってしまいます。

それに、仕事は忙しくて疲れるし、家に帰れば狭いところに家族がひしめいていてうるさくて心の休まるときもありません。

一生懸命に仕事をしても、誰も認めてくれないし、家族のためにがんばっても感謝のひとつもされたことがない。

彼は、自分がこんな国に生まれてきてしまったことを嘆いています。

これは自分ではどうすることもできないのだとあきらめ、ただツイていないことを恨んでいるのです。

こんなところに住んでいるからいつまでたっても幸せなんか来ないと思っています。

「幸せな国」の住人

さて今度は「幸せの国」に住んでいる人をご紹介しましょう。

彼は、自分が、この国に生まれてきたことに感謝しています。

だって、毎日太陽が昇って、すべてを照らしてくれるし、夜には美しい星を見せてくれます。

晴れの日は身体を温めてくれるし、ときおり雨が降って大地を潤し、心を洗い流す時間をプレゼントしてくれるのです。

暑い夏には、泳ぎに行ったり、夕涼みをして楽しむことができますし、冬はスキーをしたり、温かい料理に心が和んだりします。

おまけに、春や秋の心地よい季節だってあるのです。

ありがたいことに忙しく仕事をさせていただいているし、家には家族が大勢いて賑やかです。

仕事ではうまくいくときばかりではありませんが、自分なりに努力しています。

それに、愛する家族がいるから幸せなんだと感謝してがんばっています。

本当に、今、こんな幸せな国にいることに満足しているのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このふたりは、ずいぶん違う国に暮らしているようにも思えますが、実は同じ家に住んでいるのだと言ったら信じられますか!?

そう!「幸せの国」と「不幸の国」の距離は本当はゼロなのです。

 
『幸せ』と『不幸』は、コインの裏表のように違っているように見えて、実は同じもののようですね。
 
「不幸の国」に飽きたら、いつでも「幸せの国」に引っ越すことができるのです!




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