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女子レスリング伊調馨が4連覇!!!亡き母の厳しさを励みに・・・

2017/02/21 UPDATE
 
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母トシさんとの別れが伊藤選手を強くした



別れは突然でした。

母トシさんは2014年11月、青森県八戸市の自宅で突然倒れました。

連絡を受けて東京から駆けつけたが既に意識はありませんでした。

頭をさすりながら「お母さん」と声を掛け続けました。

頭を強く打っていたトシさんはそのまま死去。

まだ65歳でした。

2008年北京五輪で連覇を達成した後、レスリングを続けるかどうか悩みました。

そんなとき、トシさんは「まだ馨の試合が見たいなあ」とつぶやいたそうです。

自分の試合を楽しみにしてくれているのがうれしくて、現役続行の決心がつきました。

トシさんを失い、すぐには練習を再開する気になれませんでいた。

しかし、翌月に全日本選手権を控えていました。

勝負に厳しかったトシさんは、試合前にいつも活を入れてくれていました。

「私のせいで試合に出なかったなんて言ってほしくないね」

と言っているように思え、出場を決めました。

今年1月にロシアで行われた国際大会の決勝で、13年ぶりとなる敗戦を喫しました。

試合中、新たな攻撃スタイルを試していたが、うまくいかずにポイントを先行され、珍しく自分を見失ってしまいました。

この試合後、アテネ、北京両五輪で連続銀メダルの姉千春さんに、負けから学ぶことの大切さを教えてもらいました。

敗れて受け取ったこの大会の銀メダルは、自宅のたんすの上でトシさんの遺影の横に置いてあります。

毎日、練習前に「行ってくるね」と声をかけます。

悩みを語りかけながら「お母さんなら何て言うかな」と考えます。

すぐに答えは出せなくても「何が何でも勝つんだよ」といういつもの母の厳しい言葉が聞こえてくるようで励みになります。

親子の「会話」はトシさんが元気でいるときよりも増えたという。

敗戦を経験したことで心も鍛えられ、満を持して臨んだリオ五輪。

母への想いが伊調選手の金メダルの原動力となったようです。

出典元:headlines




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